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特集「すぎなみビト」東京高円寺阿波おどり振興協会学生部(3)

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東京都杉並区


■普段の生活では、味わえない体験ができます!
松田真治(まつだ・しんじ)
杉並区高円寺出身。東京立正高校3年生、18歳。高校ではSDGsを重点的に学ぶコースを専攻。さまざまな地域貢献活動に挑戦している。

Q:ボランティアチームに参加したきっかけは何ですか?
A:これまで高校生活の中で、学校を通して地域と関わるさまざまなボランティア活動に挑戦してきました。その一つとして、阿波おどりの学生部のボランティアを募集していることを知り、やってみようと思いました。僕は高円寺が地元だけど、阿波おどりに関しては祖父母など家族から話を聞いたことはあっても、ちゃんと見たことがありませんでした。生まれ育った高円寺で、地域が大切にしているイベントのサポートに携われるのは感慨深いです。

Q:どのような活動を、どのような心がけで行っていますか?
A:学生部では振興協会が運営するさまざまな阿波おどりイベントのサポートを担っています。僕がよく担当するのは、プロジェクターやパソコンの設置といった仕事。同時に、本番に向けて何をどう進めていくのかなど、メンバーみんなでアイデアを出し合い、準備を進めています。考え方や価値観は人それぞれ違っていて当然です。だからボランティア活動においては、自分の意見や価値観を押し付けず、まずは相手の意見に耳を傾けること。その上で自分の伝えたいことを適切に伝えていくことを心がけています。

Q:ボランティアを通してどのような気付きや成長を得たと感じますか?
A:こうした活動を経験する以前は、自分自身の成長を実感できる機会があまりなく「ボランティアって参加したところでどうなんだろう?」と思っていました。実際に活動してみると、知らなかった世界をたくさん知ることができ、身に付けた知識や経験が確実に自身の成長につながっていくのだと気付きました。

Q:ボランティアで得た経験は、学校生活にも影響を与えていますか?
A:生徒会や部活動など学校生活におけるリーダーシップの発揮に生かせていると感じます。でも純粋に、ボランティアを通して地域に参画していくことが本当に楽しいんです。自分が暮らすまちにこんな人がいるんだ!という出会いや発見があり、情報交換もできる。幅広い年代の人と関わりながら、学校では学べない幅広い話題に触れられることもとても面白いです。もうすぐ、初めて阿波おどりに参加できることに、今はとてもワクワクしています。4年ぶりで手探りの部分もありますが、いざ始まったら思い切り楽しみたい。観客の皆さんもぜひ一緒に楽しみましょう!

■東京高円寺阿波おどり振興協会学生部とは?
◇ボランティア募集中!
同振興協会学生部は、東京高円寺阿波おどりを支える担い手として、高校生・大学生で組織されています。踊り手・観客・地域の方々、スタッフ・ボランティアなど東京高円寺阿波おどりに関わる全ての方々と共に、ぞめきでにぎわう高円寺のまちの未来を築いていきたいという思いで活動を続けています。「阿波おどり・ボランティアに興味がある」「高円寺が好き」などといった高校生・大学生の皆さん、ぜひ一緒に活動しませんか?

問合せ:東京高円寺阿波おどり振興協会
【電話】3312-2728

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