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令和5年市議会6月定例会 市長施政方針説明(要旨) (3)

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東京都東村山市

■五つ目「子ども・子育て支援」
○こども計画の策定
乳幼児を中心に主に小学生以下の子どもを対象とする第3期子ども・子育て支援事業計画、中高生等の10歳代、20歳代から30歳代の若者を目的とした子ども・若者計画、子どもの貧困対策計画を新たに策定し、それらを包含して横断的に一体のものとして定める、こども計画を策定します。子ども・子育て支援、教育、福祉等の分野を横断的に、子ども施策という切り口からの包括的な計画を策定するのは、市にとっては初めての取り組みになります。
子どもを権利の主体としてあらためて認識し、子育てするなら東村山、子どもまんなか都市・東村山の実現のために全庁が一丸となり、2064年、市政100周年に向けて、東村山市の未来を担う子ども・若者の育ちを一層支援します。

○保育所等の待機児童の状況
令和5年4月1日現在の待機児童数は22人となりました。申請者数が大幅に増加し、待機児童も多く出た令和元年度以降、申請者数の増加傾向が続く中で、待機児童が令和4年度に次いで少なかったことは、これまでの取り組み成果ですが、新設される保育施設の設置場所にやや偏りが見られることなどは課題であります。社会情勢等の変化による保育需要への影響も注視し、全市的なバランスも含め待機児童対策を進めます。

■六つ目「その人らしく生きる」
○東村山市第6次地域福祉計画の策定の進捗
団塊ジュニア世代が高齢者となる超高齢化社会が到来する2040年度を見据えた検討を進め、令和4年度に実施した地域福祉計画基礎調査結果や各種データから、バックキャストの視点で、笑顔つながる東村山の実現に向け、地域福祉施策の充実・深化した地域福祉計画および部門別計画を策定します。

○健康寿命の延伸に向けて
コロナ禍の中、3年間にわたり休止していた食支援フレイル対策事業は、令和5年度はモデル地区である久米川駅東住宅にてあらためて参加者を募り、介護予防の柱の一つである「栄養」にも力を入れたフレイル対策をさらに推進します。通所型短期集中予防サービスは、令和4年度に南部圏域からスタートしましたが、令和5年度は北部圏域での開始も準備をし、順次拡大していきます。介護予防大作戦は、多くの高齢者が集い、身近で行われている介護予防の取り組みを知ることができる重要な機会ですので、令和5年度は全町開催ができるよう、市として支援します。

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