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自治体の皆さまへ

楽しく交流しながら、スマートフォンを学ぶ場。(1)

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東京都渋谷区

相談者に寄り添い、スマートフォンの楽しさを伝える。

■しぶや区ニュース×渋谷のラジオ 渋谷のラジオで出張インタビュー
スマートフォンの操作や楽しみ方を教えるデジタル活用支援員の皆さんに、相談者と接する時の心掛けや、やりがいについてお話を伺いました。

・デジタル活用支援員 新倉英生(にいくらひでお)さん
「スマホにはいろいろな機能があるので、誰でも楽しめるはずです。」
・デジタル活用支援員 德山晶子(とくやましょうこ)さん「支援員の皆さんと交流したり情報交換をしたりすることで、いつも刺激を受けています。」
・デジタル活用支援員 福満美幸(ふくみつみゆき)さん
「皆さんが前向きに学ぶ姿を見て、私も「頑張らなくちゃ!」という気持ちになります。」
・デジタル活用支援員 武田博久(たけだひろひさ)さん
「趣味などを伺って、楽しんでいただけそうなアプリを紹介することもあります。」

[デジタル活用支援員について]
デジタル活用支援員とは、高齢者をはじめとした、オンライン情報にアクセスすることが困難な人に向けて、デジタル機器の操作をサポートする人のことです。区在住・在勤・在学かつ18歳以上の人で、渋谷区の研修を受講し認定試験に合格した人が、支援員として活動しています。

問合せ:生涯活躍推進課活躍支援係
【電話】03-6451-1418【FAX】03-6451-1428

◆スマートフォン操作を教えるデジタル活用支援員
◇皆さんがデジタル活用支援員となった経緯を教えてください。
新倉:定年退職した後も仕事を続けていたのですが、少し時間ができたので、地域とのつながりを持つための活動がしたいと考えていました。そんな時、デジタル活用支援員を募集するお知らせを目にしました。私はもともとデジタルツールに関する知識があったので、何かお役に立つことができればと思い、応募しました。

德山:渋谷区に30年近く住んでいます。子どもが独立して自分の時間が持てるようになり、これまでお世話になってきた渋谷区に恩返ししたいと考えていたところ、デジタル活用支援員のことを知りました。私は10年以上前から、スマートフォン(以下、スマホ)を使って楽しんでいたこともあり、この活動ならばお手伝いできると思って参加しました。

福満:私は渋谷区に住んで27年になります。昨年夏から、新橋出張所のスマホサロンで月2回程度活動しています。3人の子育てが終わり、地域との関わりを持ちたいと思っていた時、デジタル活用支援員の存在を知りました。私自身、スマホに苦手意識を持っていたのですが、改めて基礎を学んで、地域活動に生かそうと思ったことがきっかけです。

武田:90歳になる母が旧式の携帯電話(ガラケー)※1を使っていたのですが、子どもたちがスマホを使っているのを見て、興味を持ったんです。そこで私が使い方を教えてあげたところ、すごく喜んでくれました。この様子を見て、ほかの高齢者の皆さんにもスマホを使う楽しさを伝えたいと思い、デジタル活用支援員に応募しました。
※1 ガラパゴスケータイの略称。スマホ以前の携帯電話端末の一つで、フィーチャー・フォンとも言う。

◇デジタル活用支援員はどのような活動をしているのでしょうか?
新倉:区在住のおおむね60歳以上の人を対象に、スマホ操作の相談を受けたり、使い方を教えたりしています。「地域団体派遣※2」と「スマホサロン」という2つの活動があり、地域団体派遣は、町会やシニアクラブなどの地域の団体から依頼をいただき、スマホの基本操作、LINEやZoom※3、キャッシュレス決済サービスの使い方に関する講座を開いています。スマホサロンは、区内の3つの会場にいらっしゃった人たちと交流しながら、スマホ操作での困りごとの相談を受けます。
※2 地域団体派遣は、年齢の制限がなく、どなたでも利用可能。
※3 インターネット上で、複数人が同時参加できるウェブ会議サービスのこと。

◇デジタル活用支援員にはどのような人がいるのでしょうか?
德山:要件には、区在住・在勤・在学かつ18歳以上とありますが、学生さんから定年を迎えられた人まで、年齢層が幅広いです。支援員の皆さんと交流したり情報交換をしたりすることで、いつも刺激を受けています。

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