つながろう デジタル町内会「いちのいち」

1／36

デジタル町内会「いちのいち」は、町内会・自治会向けのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)です。
回覧や「広報まちだ」の情報をいち早くスマートフォンなどで閲覧できるほか、地域で起きていること、地域のイベント情報、災害時の安否確認などがオンラインでやりとりでき、大変便利です。町内会・自治会に未加入の方も利用できます。
・広報まちだが読める!
・今、地域で起きていることを共有!
・イベント参加者を募集!

○「いちのいち」では、こんなことができます!
・市からの回覧、掲示物、「広報まちだ」の情報をいち早く閲覧できる。
・今、地域で起きていることを素早く投稿できる。
・イベント情報や町内会・自治会活動などの予定をカレンダーで確認でき、参加者を募集できる。
・災害が発生した際に、安否確認ができる。
・町内会・自治会の班や同好会など、「いちのいち」の中でグループを作ることができる。

本紙2面で「いちのいち」を活用している自治会インタビュー・地域をつなぐ取り組みを紹介

■「いちのいち」活用しています
実際に、「いちのいち」を活用している自治会にお話を伺いました。

◆いざという時のために、始めてみませんか
グランリビオ町田ガーデンコート自治会会長の藤川孝之さん

○どのように「いちのいち」を活用していますか?
自治会で毎週土曜日に「町トレ(町田を元気にするトレーニング)」を開催していて、その出欠の連絡に利用しています。高齢者が、もっとスマホを活用できればと思い「いちのいち」を始めました。将来的には、みんなが災害発生時の安否確認や避難状況などの安全・安心につながる情報を取得できるようになるのが目標です。また、地域の輪を広げて高齢者の見守りにも役立てたいです。
※町トレ…お住まいの地域で定期的・継続的に介護予防に取り組むための市オリジナルのトレーニング

○活用してみて、良かったことはなんですか?
「町トレ」コミュニティーに参加しているメンバーが出欠だけでも投稿できるようになったことが良かったです。また、これまでスマホを持たなかった人が、「いちのいち」に関心を持ってスマホを購入し、投稿にチャレンジしているのも成果の一つだと思います。

○まだ利用していない方にメッセージをお願いします
「いちのいち」をスマホ入門編と捉えて、操作に慣れていない方も難しく考えないでとにかく経験してみてください。操作に慣れている方には物足りない部分があるかもしれませんが、「いちのいち」は災害発生時など、いざという時に役に立つと思います。

○—グランリビオ町田ガーデンコート自治会とは—
町田中央公園に隣接したマンションの住民で構成する自治会です。自治会加入世帯数は80世帯です。高齢者の見守りやフレイル予防に力を入れています。

◆手間を少なく、みんなで自治会活動を
丸山団地自治会班長の中元政明さん

○どのように「いちのいち」を活用していますか?
新型コロナウイルス感染症が流行した頃、回覧板を回すのに抵抗や手間を感じた時に、「いちのいち」を知り、始めました。主に回覧物の投稿に活用しています。また不審者情報があればすぐに投稿し、会員に通知しています。すでに自治会内にお年寄りが集まるサロン的なものはあるので、今後、そのデジタル版として「いちのいち」を活用し、若い人もバーベキューやキャンプに行くことなど地域の交流を広げていけたらいいです。

○活用してみて、良かったことはなんですか?
自治会に関連する情報を即座に投稿、また過去の内容が閲覧できることです。月1回の理事会の議事録をいつでも閲覧できるため、自治会活動をリアルタイムで把握できて良かった、という声もありました。また、地域のイベント情報もカレンダー等に掲載されているので、いつどこで実施するかすぐに確認できます。

○まだ利用していない方にメッセージをお願いします
実際の自治会と同じ活動がデジタルでできるので、優れた機能があると思います。自動的に地域のお知らせが届いて、自分が見たい時に見ることができ、便利です。自治会に未加入の方も「いちのいち」をきっかけに加入してくれれば、地域の活動も盛り上がってくると思います。

○—丸山団地自治会とは—
相原町の町田街道から少し入った自然豊かな丘の上にある、設立されて50年以上の自治会です。自治会加入世帯数は341世帯です。ふれあい動物園など新しいイベントも実施しています。

「いちのいち」の登録方法は、本紙二次元コードをご覧ください

■地域の輪をもっと広げるための取り組み「寄り合い-The YORIAI-」
「寄り合い-The YORIAI-」は、地域、企業、行政といった異なる背景を持った人たちが集まり、地域課題解決や、やりたいことの実現のために話し合う場です。さまざまな対話手法で一緒に取り組みたい仲間と、実現に向けて一歩踏み出しています。
現在、自動車販売店のショールームを、誰もが気軽に立ち寄り、福祉支援機関ともつながれる場「まちかどホッとスペース」として活用するプロジェクトや、地域住民が中心となってつくし野地域を盛り上げるプロジェクトなどが動き出しています。

地域で何かやってみたい、町内会・自治会に加入したい方は、市民協働推進課にお問い合わせください。
※地域の活動を応援する基金について、本紙3面に掲載しています。

問合せ：市民協働推進課
【電話】724-4358