【2】架空料金請求詐欺の手口は、専門用語などを使って焦らせること!
碑文谷警察署 土肥巡査「事業者や裁判所等が「未納料金などの支払い」の名目で、コンビニエンスストアで電子マネーカードを購入させることは、絶対にありません!」
■人ごとじゃない!架空料金請求詐欺
犯人は、インターネットサイト事業者や裁判所等の公的機関になりすまして、スマートフォンなどにショートメッセージ(SMS)を送信したり、自宅にハガキを送りつけたりして、支払う必要のない料金を請求してきます。連絡してしまうと「今すぐ払えばこの金額で済むが、払わなければ訴訟する」などと焦らせ、言葉巧みに不安をあおってきます。
モバイルキャリア(通信事業者)が提供している、不審なEメールなどを受信しないフィルター機能を導入することも対策の一つです。
◇焦らせワード
・訴訟
・最終告知
・差し押さえ
■知っておこう!
・Eメールやハガキなどに記載された連絡先には連絡しない
・「現金送れ」「コンビニで電子マネーカードを買って」という案内は無視する
・個人情報や暗証番号は絶対に教えない
◇不安に感じたら
・目黒警察署【電話】3710-0110
・碑文谷警察署【電話】3794-0110
・消費者ホットライン【電話】188
■絶対に電話しないで!危ないサポート詐欺(表紙の詐欺)
サポート詐欺は、パソコンなどでインターネットを閲覧中に、突然ウイルスに感染したかのようなうその画面を表示させ、画面に記載された番号に電話をかけるよう催促してきます。電話をかけてしまうと、遠隔操作ソフトのダウンロードや、復旧費用・ウイルス対策ソフト費用の名目で、電子マネーカード(プリペイドカード)の購入を指示され、お金をだまし取られます。
・偽の警告画面を閉じられないようにして警告メッセージの音声や警告音を鳴らし、不安をあおる
・いくつもの画面が次々と出現し、「すぐに対応しないと個人情報が漏えいする」などの切迫感を与えてくる
◇画面に表示された番号には、絶対に電話しない!まずは、強制終了で対処しよう
強制終了の手順(Windowsの場合)
(1)Ctrl+Alt+Deleteを同時に押す(上画像)
(2)タスクマネージャーを選択
(3)使用中のブラウザ(Microsoft Edgeや、Google chromeなど)を選択し、タスクの終了を選択
「迷ったら、110番通報を!」
【3】加害者になってしまうかも?!だまされないで!闇バイト
碑文谷警察署 土肥巡査「闇バイトに応募すると、犯罪組織に犯罪の実行役として、捨て駒のように扱われ、警察に捕まるまで組織を抜けられません。当然、警察に捕まっても犯罪組織は助けてくれません。自分や家族の未来を大切に!」
■一度手を染めると抜けられない
SNSやインターネット掲示板等で、「短時間で高収入が得られる」などと甘い言葉で募集しています。
応募してしまうと、詐欺の受け子や出し子、強盗の実行犯など、犯罪組織の手先として利用され、犯罪者になってしまいます。
啓発動画を公開しています
「闇バイトに応募すると、犯罪組織に犯罪の実行役として、捨て駒のように扱われ、警察に捕まるまで組織を抜けられません。当然、警察に捕まっても犯罪組織は助けてくれません。自分や家族の未来を大切に!」
■一人で悩まず、相談して
◇ヤング・テレホン・コーナー(警視庁少年育成課)
【電話】3580-4970(24時間受け付け)
◇世田谷少年センター
子どもの非行、いじめや犯罪被害について相談できます
【電話】3419-0019
問合せ:生活安全課
【電話】5722-9667【FAX】5722-7936
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