■大分県臼杵市、長野県長和町
今号は、大分県臼杵市と長野県長和町との共同企画。災害時相互援助協定を締結し、区民まつりなどで交流を深めている両都市と、広報紙で互いの魅力を紹介し合います。目黒区が紹介される「広報臼杵」12月号、「広報ながわ」1月号は、両都市Webでご覧になれます。また、両都市の魅力の詰まった読者プレゼントもあります。ぜひご応募ください。
■いざというときは助け合います~災害時相互援助協定
地震や津波等の大規模な災害時は、他の自治体などの助けが必要です。そのため、応急・復旧対策を援助することを目的に災害時相互援助協定を締結しています。
区は、臼杵市と平成18年に締結。長和町とは合併前の和田村と平成5年に締結し、その後和田村が長門町と合併して長和町になってから、改めて平成18年に締結しました。このほか、宮城県角田市、宮城県気仙沼市とも締結しています。
◇どんな援助をしあうの?
・食料品
・応急対策資機材
・生活必需品
・その他
東日本大震災では角田市や気仙沼市などに、延べ約2,800人の区職員を派遣し、支援しました
・昨年10月に区長が臼杵市を視察し、中野五郎市長と意見交換をしました
・4年7月に区長が長和町を視察し、羽田健一郎町長と意見交換をしました
■区民まつりでの交流
区民まつりのふるさと物産展は、毎年各都市が特産品販売ブースを出店しています。野菜や果物など、午前中から完売してしまうこともある大人気ブースです。
◆読者プレゼント
臼杵市と長和町から、特産品をセットにして、抽選で各6人にプレゼントします。ぜひご応募ください。
※当選者の発表はプレゼントの発送(2月下旬ごろ)をもって代えさせていただきます
▽臼杵市から特産品をプレゼント
対象:区内在住者
申込み:専用Web、ハガキ(臼杵市プレゼントと明記の上、住所、氏名、電話を記入)で、2月5日(必着)までに、臼杵市役所秘書・総合政策課秘書広報グループへ
〒875-8501 大分県臼杵市大字 臼杵72-1
・麦焼酎・深むし茶・お菓子の詰め合わせ
▽長和町から特産品をプレゼント
対象:区内在住者
申込み:専用Web、ハガキ(長和町プレゼントと明記の上、住所、氏名、電話を記入)で、2月5日(必着)までに、長和町役場情報広報課情報広報係へ
〒386-0603 長野県小県郡長和町古町4247-1
・ダッタンそば(乾麺)・ヤマメの唐揚げ・黒耀みそ・お菓子の詰め合わせ
■大分県臼杵市
大分県東南部に位置し、豊後水道に面する臼杵市。国宝臼杵石仏や城下町のたたずまいを今も残し、豊かな自然環境を生かした農業や漁業、醸造業、造船業、半導体製造業が盛んなまちです。
◆臼杵市
人口:34,090人
(令和5年11月1日時点)
面積:291.20平方キロメートル
◆さんまがつないでくれた縁
臼杵市との交流の始まりは、平成11年のさんま祭(当時は区民まつりと別日開催)。さんまに添えるカボスを、大分県カボス振興協議会が提供してくれたことがきっかけです。大分県と気仙沼市が以前から関わりがあり、祭にさんまを届けてくれている気仙沼実行委員会の松井会長が、同協議会へカボス提供の話を持ち掛けてくれたことから始まりました。
それから毎年、区民まつりで大人気ブース、目黒のさんま祭では、カボスの爽やかな香りが、炭火で香ばしく焼いたさんまのおいしさを引き立ててくれています。
昨年10月8日に開催された区民まつりのふるさと物産展でも、臼杵市産の有機カボス(2面参照)が大人気でした。
◆臼杵市ってこんなまち
▽ユネスコ食文化創造都市
令和3年11月、臼杵市は、ユネスコ創造都市ネットワークに、食文化分野で日本では2都市目の加盟が認定されました。
臼杵市には、400年以上前から続くみそやしょうゆ、お酒などの発酵・醸造文化、農産物、質素倹約を旨とする郷土料理など、大切に守り育んできた食文化があります。
・化学肥料の使用を避け、土づくりからこだわって栽培した農産物を「ほんまもん農産物」として市長が認証
臼杵市観光PRキャラクター「ほっとさん」(国宝臼杵石仏がモチーフ)「この景色圧巻」
▽国宝 臼杵石仏
磨崖仏※である臼杵石仏は、61体全てが国宝に指定されています。平安時代末期から鎌倉時代にかけて造像されたといわれ、日本を代表する石仏群です。
※磨崖仏(まがいぶつ)は崖や大石に仏像を彫刻したもの
▽国指定天然記念物 風連鍾乳洞
大正15年に発見された国指定の天然記念物。閉塞型であるため、外気の進入が少なく、風化することがありません。光沢がよく、均整のとれた神秘的な造形と色彩が美しい鍾乳洞です。
▽県指定史跡 臼杵城跡
キリシタン大名で有名な大友宗麟によって築かれ、江戸時代は臼杵藩五万石の城として幾多の歴史を積み重ねてきた臼杵城。
当時は臼杵湾に浮かぶ丹生島に築かれた海城でしたが、現在周辺は埋め立てられ、市民や観光客の憩いの場として親しまれています。
毎年3月下旬~4月上旬には、臼杵城址桜まつりが開催される県内屈指の桜の名所です。
▽日本夜景遺産 うすき竹宵
毎年11月上旬に竹ぼんぼりと竹オブジェのあかりが温かく彩り、訪れた人を城下町の幻想的な世界へといざないます。古くから伝わる真名長者伝説(般若姫の霊が両親と娘の待つ臼杵市へと里帰りする姿)を再現した般若姫行列の美しさは圧巻です。
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