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再発見! 変わる自由が丘の 変わらないまちの魅力(1)

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東京都目黒区

雑貨やスイーツなどで知られ、住みたいまちの上位にランクされてきた自由が丘。今このまちは、駅前地上15階建てのビル建設が始まるなど、大きく変わり始めています。今号は、変わる自由が丘のまちの魅力を再発見していきます。

私たち、セザンジュがご案内します

■自由が丘の案内人 セザンジュ
産業能率大学の学生が、毎週日曜日・祝日とイベント開催時にセザンジュの制服を着て、自由が丘のまちを案内しています。ぜひお声掛けください!

■一緒に巡る区民の夫妻
久しぶりの自由が丘!なんだか以前と景色が違う?まちで出会ったセザンジュさんと一緒に、自由が丘の魅力を見つけていきます!

■自由が丘の歴史
自由が丘の地名は、教育者の手塚岸衛氏が自由主義教育を目標に掲げ、昭和2年に創設した自由ヶ丘学園(現在の自由ヶ丘学園高等学校)が由来とされています。当時、駅名は九品仏駅でしたが、現在の九品仏駅の建設に伴い、改称することに。新しい駅名は衾(ふすま)駅と内定していましたが、住民たちの熱心な活動により、昭和4年に自由ヶ丘駅(後に自由が丘駅に改称)になりました。

■魅力1…JIYUGAOKA de aone
ピーコック自由が丘店跡地に、昨年10 月に開業した、JIYUGAOKA de aone(自由が丘 デュ アオーネ)。緑の多い屋上テラスがあり、開放的で自由が丘らしい商業施設です。
場所:場自由が丘2-15-4

区民「買い物だけでなく、屋上テラスでゆっくりできるのも魅力ですね」

◇トモエ学園跡地
JIYUGAOKA de aoneがある場所は、俳優・黒柳徹子さんのベストセラー小説「窓ぎわのトットちゃん」の舞台となったトモエ学園の跡地。黒柳徹子さんの出身校であるトモエ学園は、昭和12年に自由ヶ丘学園の幼稚園と小学校を引き受け、自由と創造を重視した教育を理念に創設されました。校舎は昭和20年の東京大空襲で焼失し、後に廃園となりましたが、記念碑がJIYUGAOKA de aoneの入り口に設置されています。

セザンジュ「天気がよければ富士山が見えるんですよ!」

■魅力2…自由が丘デパート サンリキ会・ひかり街
自由が丘駅の正面口からすぐ、東急東横線沿いに、自由が丘デパート、サンリキ会、ひかり街の建物が並びます。戦後復興期に、多種多様な商品を集めて商業をした人たちが中心となり発展させてきた、バラエティー豊かな複合ビルです。

・自由が丘デパート
場所:自由が丘1-28-8

・サンリキ会・ひかり街
場所:自由が丘1-27-1〜2

区民「レトロな建物だなぁ初めて見るものが多くて、キョロキョロしちゃうね」
・和菓子屋・大文字でお買い物(水曜日定休)

◇変わらない自由が丘を ひかり街で感じてほしいです
自由が丘ひかり街
大文字3代目 大橋さん

祖父の代から、70年近くこの地で和菓子屋を営んできました。ひかり街は個人商店の集合体で、子どもの頃には、魚屋や八百屋などの店がひしめき合っていました。時代とともに店の数は減ってしまいましたが、ひかり街にしかない店をぜひ楽しんでほしいです。
建物の老朽化も進んでいるため、地元のかたたちと協力しながら、次の時代に向けて私たちもどう変わっていくかを考えています。

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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