再発見! 変わる自由が丘の 変わらないまちの魅力(2)

2／36

■魅力3…サンセットアレイ
自由が丘は、マリクレール通りやメイプル通り、女神通りなど、各通りに名前があります。サンセットアレイは、雑貨店や洋服店、カフェなどが多く並び、落ち着いた雰囲気で人気があります。敷き詰められたアルゼンチン斑岩の石畳が、おしゃれな街並みづくりに一役買っています。

・自由が丘さんど。丘ばち(魅力4参照)のはちみつを使用したフルーサンドなどを販売
フルーツサンドを読者にプレゼント!詳細は本紙14面へ

◇自分たちの土地は自分たちで作っていきたい
自由が丘商店街振興組合青年部長
奥角さん

自由が丘商店街振興組合青年部としてまちおこしを担う中、所有していた約1坪のスペースでも何か価値が生まれるはずと、サンセットアレイにコーヒー店・Sunset Coffeeをオープンさせました。アート看板とベンチを置いたり、石畳にしたりしたのもその一環です。自分たちの手でまちを作ることに喜びを感じる一方、再開発で発展していくことも楽しみたいです。

■魅力4…まちかどにある緑
自由が丘は、自由が丘森林化計画や自由が丘SDGs宣言を発表し、まち一体となってさまざまな取り組みを行っています。

セザンジュ「自由が丘を航空写真で見たときに、一帯が緑に見えるまちを作ろうをコンセプトに、緑を増やす活動をしているんです!」

◇丘ばちプロジェクト
人と自然が共生できるまちを目指して始めた都市型養蜂活動、丘ばちプロジェクト。ミツバチが、行動範囲内で蜜を採取できるように、まちのさまざまな場所でバラなどの花を栽培しています。

◇出会いの小路
自由が丘のバラが咲く出会いの小路には、同じ色のラインをたどると、反対から来る人と出会える、ユニークで楽しい仕掛けがあります。

◇トレインチ自由が丘
平成18年に自由が丘駅付近の大井町線車庫跡地に開業した商業施設。植栽や鉄道廃材の活用など、環境に配慮した施設です。2階には、カフェやワーキングスペースとして利用できるラウンジがあります。
場所：自由が丘2-13-1

区民「自由が丘のまち・ひと・ものに『自由が丘らしさ』があふれていることを感じました!
新しいまちに変わっていく自由が丘がとても楽しみです!」

■魅力5…九品仏川緑道
春には満開の桜が楽しめる九品仏川緑道。電線が地中化され、放置自転車対策として設置されたベンチに人々が憩う、自由が丘らしさを代表するエリアの一つです。

「日本一座れるまちを目指して、もっとたくさんのベンチが置かれる予定です!」

■今後のイベント
◇桜まつり
(3月23・24日)
九品仏川緑道に食事やスイーツなどの屋台が並び、ストリートライブなどが楽しめます(本紙16面参照)。

◇自由が丘スイーツフェスタ
(5月4〜6日)
自由が丘ならではのスイーツイベント。著名人によるトークショーなども楽しめます。

セザンジュ「イベント会場で私たちセザンジュがご案内します。自由が丘でお待ちしています」

■これからの自由が丘を楽しみにしてほしいです
自由が丘一丁目29番地区市街地再開発組合理事長
岡田さん

自由が丘の魅力は、個性的な専門店を楽しみながらまちを巡れることです。駅前に建設中のビルは、高さ60m、敷地約4千m2の大きな複合施設ですが、周辺には昔ながらの個人店も多く残っています。元々のスタイルと新たな試みが、相乗効果となってまちがさらに盛り上がることを期待しています。
令和8年夏の開業を、ぜひ楽しみにしてください。

問合せ：地区整備課
【電話】5722-9430【FAX】5722-9239