区ではライフステージごとに変わる女性の心身の状態に応じた健康支援を行っています。
■女性の「やせ」と食事について
近年、若い女性の「やせ」が増加しています。やせたい願望のために極端なダイエットをしたり、忙しい毎日で偏った食生活を続けてしまうかたが多いのが現状です。「やせ」は貧血、日常の体調不良や体力低下、不妊や低体重児の出産、将来的な骨粗しょう症の原因など様々なリスクをかかえやすくなります。自身の適正体重と食事を確認しましょう。
適正体重:BMI=体重(キログラム)÷身長(メートル)÷身長(メートル)、低体重(やせ)/18.5未満、ふつう/18.5以上25未満、肥満/25以上
食事:1日3食を基本とし、主食(ごはん・パンなど)・主菜(肉・魚など)・副菜(野菜・海藻など)をそろえましょう。お弁当や外食の時も量が少なくてもなるべく主食・主菜・副菜をそろえるようにこころがけましょう。
適度な運動:体を動かすことは生活習慣病や骨粗しょう症予防に有効です。また、ストレス発散にもつながり心の健康にも良い影響をおよぼします。仕事、家事のあいまに少しずつでも続け、適正な体重管理とともに健康的で美しい体を目指しましょう。
■女性のための健康相談
女性特有の疾患や月経のこと、妊娠のことなど様々な相談に応じます。
日時:年10回、水曜日午後
場所:池袋保健所
内容:産婦人科医(女性)、助産師、栄養士による個別相談
対象:50歳未満の女性
定員あり
保育あり定員あり。要予約。
申込み:電話で健康推進課【電話】3987-4174へ
(注釈)先着順。
■更年期障害について
更年期になると、女性ホルモンの分泌が急激に低下し、心身に様々な症状が現れます。この症状を更年期症状と呼び、日常生活に支障をきたすほどの重い状態を更年期障害といいます。症状の現れ方には個人差がありますが、女性ホルモンの低下に加え、加齢やストレスなど複数の要因が重なって更年期障害を発症すると考えられています。
もしかして更年期かも?と思ったときが受診するタイミングです。更年期障害だと思って我慢していると、実は別の病気だったという場合もありますので、医療機関を受診して検査を受けましょう。詳細は区ホームページ参照。
■女性の健康教室
「ゆるくきれいになる方法!女性ホルモンを味方につけよう!」
日時:令和6年3月5日(火曜日)午後2から4時まで
場所:長崎健康相談所
対象:医師に運動制限をされていない50歳未満の女性
募集人員:10名
保育あり定員あり。要予約。
申込み:電話で当所【電話】3957-1191へ
(注釈)先着順。
■女性の骨太健診
日時:年12回、水曜日午前
場所:池袋保健所
内容:骨密度測定を含めた健診と健康講座
対象:20から39歳の女性
定員あり
保育あり定員あり。要予約
(注釈)詳細は区ホームページ参照。
申込み:電話で予約専用【電話】3987-4244へ
(注釈)先着順。
■「としまもっと見る知る」
出産・子育て応援アプリです。子どもの生年月日、予防接種履歴を入力することで予防接種のスケジュールの目安を自動で作成します。また、区からの各種健診、イベントのお知らせを配信します。
母子モアプリ
池袋保健所1階「鬼子母神plus」
健康や仕事、子育てについて考えるきっかけやライフプランを考える力を育むサポートとして、心と体の健康情報や子育て情報を発信している健康情報スペースです。
■がん検診を受けましょう
早期発見のために20歳になったら子宮頸がん検診(30・36・40歳のかたはHPV検査併用子宮頸がん検診を実施)を、40歳になったら乳がん検診を定期的に受けましょう。
問合せ:地域保健課【電話】3987-4660
■健康チャレンジ!に参加しましょう
健康プログラム(講演会や講座など)に参加してポイントを貯めることができます。貯めたポイントはマイレージカードと交換でき、としまマイレージカード協賛店でお得なサービスが受けられます。詳細は区ホームページ参照。ポイントシートは区施設窓口で受けとることができます(区ホームページからダウンロードも可)。
問合せ:地域保健課【電話】3987-4660
■3月8日は国際女性デーです
~すずらんスマイルプロジェクト~
10から20代の女性を対象に様々な相談先や居場所を紹介しています。
問合せ:男女平等推進センター【電話】5952-9501
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