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自治体の皆さまへ

【あだち絆づくり】みんなで気づいて防ごう 高齢者孤立死

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東京都足立区 クリエイティブ・コモンズ

血縁関係の希薄化や地縁の衰退などで人と人とのつながりが薄れ、社会的孤立による「うつ」「ごみ屋敷」「孤立死」などが社会問題となっています。
支援が必要な方にいち早く気づき、孤立を防ぐためには皆さんのご協力が必要です。

■見かけたらご連絡を
◆近隣住民の皆さんへ
次の3つが比較的目につきやすい「気づきのポイント」です!あなたの周りで見かけたら、すぐにお近くの地域包括支援センターまでご連絡をお願いします。
(1)何日も同じ洗濯物が干されたまま
(2)郵便物がたまっている
(3)家の中から異臭がする

◇絆のあんしん協力員募集中
〔1,136人が登録中(5年7月1日時点)!〕
地域の高齢者に気を配り、気になる方に対して、日常的な見守り・声かけなどを行っています。申し込み方法など、くわしくは区のホームページをご覧ください。

■夏は孤立死が急増
◆特に熱中症に気をつけましょう
(1)死亡リスクは約3倍
最高気温35度以上または、最低気温27度以上の日は死亡リスクが約3倍に。日中だけでなく夜間も要注意!
(2)多くは高齢者と屋内
23区の死亡者のうち、88.1パーセントが65歳以上の高齢者で、91.4パーセントは屋内で発生
(3)エアコンの使用が肝心
エアコンが使用可能だった死亡者のうち、87.4パーセントはエアコン不使用
※東京都監察医務院「夏の熱中症死亡者の状況〔東京都23区〕」((2)(3)は令和2年・3年、6月から9月の合計から算出)

◇〔グラフ〕平成28年から令和3年、7月・8月 最高気温別足立区の高齢者孤立死件数(1日の平均)
28度以下:0.83件
29度から31度:0.71件
32度から34度:1.03件
35度以上:2.50件
「35度未満の平均と比べて死亡リスクは約3倍に!」

◆〔高齢者の皆さんへ〕夏の熱中症対策ポイント
高齢になると、暑さを感じにくく、汗もかきづらくなります。そのため数値の基準を決めて、熱中症を予防しましょう。
(1)エアコンを使用する…室温は28度が目安です。
「電気代が気になる方は、冷房設備が整った近隣の公共施設などで過ごしましょう。」
(2)のどの渇きを感じていなくてもこまめに水分補給する…1日1.2リットルを心がけましょう。

◇気候変動適応対策(熱中症対策)エアコン購入費補助金
65歳以上のみの世帯などを対象に、購入前の調査員による自宅訪問を条件として、エアコン購入費の一部を補助しています。
※要件など、くわしくは区のホームページをご覧ください。

問い合わせ先:環境政策課 管理係
【電話】03-3880-5935

問い合わせ先:絆づくり担当課 事業調整担当
【電話】03-3880-5184

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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