熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者といわれています。高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能、体温の調節機能が低下しており、体温調節には、より一層の注意が必要です。
■熱中症予防のポイント
(1)暑さを避ける
・扇風機やエアコンなどを利用する。
・換気扇や窓を開放することで換気をしつつ、エアコンの温度設定をこまめに調整する。
・暑い日や日中の時間帯の外出を控える。
・汗を吸いやすく通気性のよい涼しい服装をする。
(2)マスクの着用に注意する
・マスクを着用している時は、負荷のかかる作業や運動を避け、周囲の人と十分な距離をとりながら、適宜マスクを外して休憩する。
(3)こまめに水分補給をする
・のどの渇きを感じる前に、1日1ℓ以上を目安にして水分補給をする。
・起床時、就寝前、運動や外出の前後、入浴の前後などに水分補給をする。
・大量に汗をかく場合は塩分も一緒に補給する。
(4)日頃から健康管理をする
・日頃から体温測定、健康チェックをする。
・バランスのよい食事をとり、十分な睡眠をとる。
・体調が悪いと感じた時は、無理せず休む。また、早めに主治医に相談する。
(5)暑さに備えた体をつくる
・暑くなり始めの時期から無理のない範囲で適度に運動する。
問合せ:高齢者支援課いきいき高齢者係
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