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自治体の皆さまへ

施政方針 令和6年度に取り組む主な施策(概略) 1

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東京都青梅市

新年度の市政運営に対します施政方針を申し上げ、広く市民の皆様の御理解を賜りたいと存じます。
私にとって、市長就任後、初めてとなる予算編成を行った新年度の一般会計当初予算につきましては、令和5年度と比較し、率で8.1パーセント、44億円の増、過去最大となる588億円を計上いたしました。
青梅の未来につながる一つひとつの施策に積極果敢にスピード感を持って取り組み、「住んでいて本当に良かった」と、市民の皆様に心から思っていただけるよう、一つひとつの施策を着実に推進してまいります。
私は、これから、市長として、本市の市政運営を担っていく上で、他の自治体に“憧れる”のではなく、この青梅市こそを、「誰もが憧れるまち」にしていきたいと強い決意を抱いております。
さらに、市民の皆様が、「青梅市に住んでいて本当に良かった」と思えるようなまちづくりを推進していく所存であります。
市長 大勢待利明

■こども・若者・教育・子育て
・小中学校の学校給食費の無償化や将来を担うこどもたちの育成等のため、「青梅市こどもまんなか応援基金」を進める
・妊婦歯科健康診査を個別健診に変更
・保育園舎の改修、認定こども園の開設を支援
・AI技術を活用したテストのデジタル採点ソフトを導入
・就学相談室の相談員を2人から3人体制に増員
・校内別室指導支援員の配置
・初のZEB認証施設として新調理場の建設工事に着手

■健康・福祉・医療
・全ての地区の地域包括支援センターの土曜日開設
・青梅市基幹相談支援センターを設置

■都市基盤・防災・安全
・圏央道青梅インターチェンジ北側の物流拠点整備
・青梅駅周辺の賑わいの創出を目指し、再開発組合に対する協力・支援を実行・グリーンスローモビリティをはじめとする、相乗りデマンドタクシーのシステム構築等新たな移動手段の導入
・好文橋の補修工事や釜の淵公園内の鮎美橋の構造改修および塗替え工事に着手
・各市民センター体育館や総合体育館等にWi-Fi環境を整備

■自然・環境・エネルギー
・高断熱窓への改修補助を継続、太陽光発電設備および蓄電池の導入を補助
・森林教育を実施。
・ナラ枯れに対する費用助成の制度を創設

■歴史・文化・生涯学習
・旧吉野家住宅の内装の修繕を行い、周辺環境の整備
・JR青梅線開通130周年に併せた特別展や関連講座を青梅線沿線自治体と連携して開催
・旧長淵水泳場を活用し、スケートボードやBMX用のスロープ状の設備の設置

■コミュニティ・共創
・施設予約システムを更新し、電子マネーやクレジットカードなどによるキャッシュレス決済を導入
・ジェンダー平等担当主査を設置し、各種施策等を推進

■行政経営・行政サービス
・申請書自動作成システムを導入
・AIによる自動応答ガイダンスを導入し、24時間いつでも、問い合わせに対応できる体制を構築
・SGボートレースオールスターの開催。

■地域経済
・市内事業者の人財育成にチカラを入れ、地域のDXを促進
・持続可能な観光を念頭に事業を展開し、観光客は青梅ならではの体験をし、さらに市民は地域の活性化を感じることができる「三方良し」のアプローチを推進のもと、観光産業を通じた、地域の更なる活性化

◆施政方針(詳細)
◇こども・若者・教育・子育て
・こどもがまんなか
調査結果を踏まえ、こどもや若者、子育て支援の取り組みを第一としたこども計画を新たに策定、市内小中学校の給食費の無償化に向けた財源をはじめ、将来を担うこどもたちの育成や更なる子育て支援に役立てるための「青梅市こどもまんなか応援基金」を上程

・子育てしやすい環境
妊婦歯科健康診査を個別健診に変更することで、受診しやすい環境を整える。安定的・持続的な乳幼児の保育環境を整備するため、保育園舎の改修、認定こども園の開設を支援

・学校教育等の充実
AI技術を活用したテストのデジタル採点ソフトを導入し、最適な学習指導を推進就学相談室の相談員を2人から3人体制に増員、各小中学校に配置している学校教育活動支援員の勤務時間を拡充し、特別支援教育・インクルーシブ教育を推進
不登校児童・生徒の支援では、スクールソーシャルワーカーによる登校支援、ふれあい学級分室の充実、校内別室指導支援員の配置など、支援の充実を図る。フリースクールに関する支援を新たに行う。

・学校施設整備
小中学校の照明LED化改修工事を令和6年度~8年度に計画的に進め、新たに、ポータブル型AEDを東小・中学校を除く全小中学校に配備、安全対策を拡充
新しい学校給食センターでは、新年度、根ヶ布調理場の解体工事を終え、新調理場の建設工事に着手。初のZEB認証施設として整備を進める。

◇健康・福祉・医療
・より相談しやすいまちへ
重層的支援体制整備事業を本格実施
地域福祉コーディネーターの配置を充実させ、より身近な福祉相談を可能にするとともに、複雑化・複合化した相談にも包括的に対応
全ての地域包括支援センターの土曜日開設を実施、圏域が広い地域包括支援センターでは、新たに支所を設置し、高齢者が身近な場所で相談できるよう、利便性向上を図る。

・障がい者福祉
新たに、青梅市基幹相談支援センターを設置し、相談支援体制の強化、地域移行・地域定着の促進、権利擁護・虐待の防止といった様々な課題の解消に取り組む。

・健康づくり
市民の総合的な健康づくりを着実に推進していくため、「青梅市健康づくり推進計画」を策定し、市民一人ひとりが主体的に健康づくりに取り組むための施策を展開する。
75歳以上の後期高齢者を対象に、保健事業と介護予防を組み合わせた「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施」に取り組む。

・市立青梅総合医療センター
市立青梅総合医療センターでは、さらに、新病院建設事業を継続し、これからも多くの市民が安心して受診できる地域医療の充実を図る。

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