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施政方針 令和6年度に取り組む主な施策(概略) 2

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東京都青梅市

◆施政方針(詳細)
◇都市基盤・防災・安全
・拠点整備
圏央道青梅インターチェンジ北側の物流拠点整備について、土地区画整理事業を、着実に支援し、新たな産業拠点の形成を図る。
青梅駅前地区市街地再開発事業について、青梅駅周辺の賑わいの創出を目指し、再開発組合に対する協力・支援を着実に行う。

・梅の再生
ウメ輪紋ウイルスからの再生・復興を成し遂げた梅の公園では、多くの観梅客を迎えるため、園路等の整備をはじめ、老朽化した遊具の更新等を行う。

・公共交通
「青梅市地域公共交通計画」に基づき、既存の公共交通の維持、確保を基本に、グリーンスローモビリティをはじめとする新たな移動手段の導入や、相乗りデマンドタクシーのシステム構築など、地域の交通事業者と連携しながら、市民の移動手段確保に向けた取り組みを進める。

・道路・橋梁
東青梅地区、市域の南北を結ぶ青梅都市計画道路3・5・24号根ヶ布長淵線の道路拡幅や無電柱化事業を進める。
多摩川に架かる、梅郷・二俣尾地区を結ぶ好文橋の補修工事や釜の淵公園内の鮎美橋の構造改修および塗替え工事に着手し、長寿命化を図る。

・下水道
老朽化した管きょの改築、修繕およびポンプ場の施設改修、設備更新等を計画的に実施御岳山事業区域の連絡管および集落地区などの整備事業を進める。

・防災・災害対策
「青梅市地域防災計画」を見直すとともに、防災基本条例を新たに制定し、危機管理体制の更なる強化を図る。
各市民センター体育館や総合体育館等にWi-Fi環境を整備し、災害時の必要な情報伝達手段を確保
「青梅市民防災ハンドブック」を更新するとともに、最新の土砂災害警戒区域、浸水想定区域等を反映したハザードマップを作成し、全戸配布する。

・消防団
消防車両の更新や「新しい青梅市消防団のあり方に関する検討」の結果を踏まえた協議を消防団本部と進める。

◇自然・環境・エネルギー
・ゼロカーボンに向けて
「青梅市環境基本計画」等を改定し、カーボンニュートラルの実現を目指す。
家庭での更なる省エネ推進のため、高断熱窓への改修補助を継続するとともに、太陽光発電設備および蓄電池の導入補助を行う。

・森林整備・活用
未来を担うこどもたちに森林の公益性への理解および森林に親しむ機会を創出するための森林教育を実施。
カーボンオフセットも視野に森林を持たない自治体との連携による森林整備等を行うため、市が保有する山林の境界確定を行い、今後の活用の基盤を整える。
被害が拡大しているナラ枯れでは、危険木伐採に対する費用助成の制度を創設し、市民の安全対策を図る。

◇歴史・文化・生涯学習
・歴史・文化
都の指定有形文化財である旧吉野家住宅では、内装の修繕を行い、周辺環境の整備と併せ、東部地域における周遊の拠点施設の一つとして、更なる活用を検討する。
開館50周年を迎える郷土博物館では、活動のあゆみ等を展示で振り返るとともに、JR青梅線開通130周年に併せた特別展や関連講座を青梅線沿線自治体と連携して開催。

・文化複合施設整備
ワークショップの開催や関係団体へのヒアリング等、多くの方々からの意見を伺いながら整備基本計画を策定し、新たな文化活動の創出の場となるよう取り組む。
青梅駅前再開発ビルの公益床を活用した新たな図書館では、より市民の意見を反映した基本設計となるよう、基本設計期間を令和6年度まで延長し、ワークショップやパブリックコメントを実施

・スポーツ
「第2期青梅市スポーツ推進計画」に基づき、青梅らしい多様なスポーツの推進に取り組む。
スケートボードやBMXなどのエクストリームスポーツについては、旧長淵水泳場を活用し、スロープ状の設備の設置を進める。

◇コミュニティ・共創
・地域コミュニティ
自治会館に対して、自治会の負担軽減と更なる省エネルギー化推進の両面から、照明器具LED化工事等の支援を行う。
自治会集会施設に対する耐震診断や耐震改修工事等にかかる費用補助の更なる拡充を図り、地域コミュニティの安全な環境づくりを支援を行う。

・市民センター
12月より、施設予約システムを更新し、電子マネーやクレジットカードなどによるキャッシュレス決済を導入

・人権
人権擁護委員等の皆さんと連携し、人権教育やパネル展を通じた啓発、様々な人権問題に対する相談支援を行う。
ジェンダー平等担当主査を設置し、「青梅市ジェンダー平等推進計画」に掲げる、各種施策等を推進します。

◇行政経営・行政サービス
・DXで便利に
DXの推進による業務改善・業務効率化の取り組みをさらに推進し、行政サービスのより一層の向上に努める。
「書かない窓口」の一環として、「申請書自動作成システム」を導入
AIによる自動応答ガイダンスを導入し、24時間いつでも、時間や場所を問わず、市民からの問い合わせに対応できる体制を構築

・ボートレース事業
5月21日~26日に「SGボートレースオールスター」を開催。一般会計へ18億円、病院事業会計へ10億円の繰出しを予定。高グレード競走の誘致に努めるとともに、更なる収益の確保。

◇地域経済
・経済の好循環へ
事業拡大を進める市内の企業や、市内に進出する市外の企業に対し、企業誘致条例を活用した、支援を行うとともに、「おうめひとづくり支援事業」において、新たに、「DX人材育成メニュー」を追加し、市内事業者の人財育成にチカラを入れ、地域のDXを促進。

・適切な農地利用
地域ごとに将来における農業の在り方を協議する場を設け、その協議結果を踏まえて、目指すべき将来の農地利用の姿を明確化する「地域計画」の策定を進める。
認定農業者および認定新規就農者に対して、施設整備や機械導入における経費の一部を補助し、経営的な支援を行うとともに、新規就農者が農業経営を早期に安定化させるための各種支援を行う。

・シティプロモーション
策定した新たな観光戦略を推進することで、事業者は、持続可能な観光を念頭に事業を展開し、観光客は青梅ならではの体験をし、さらに市民は地域の活性化を感じることができる「三方良し」のアプローチのもと、観光産業を通じた、地域の更なる活性化を図る。
移住者が、自ら移住希望者の相談相手になるなど、移住・定住促進の担い手の輪が拡がりつつある。この輪を大きく拡げ、ともに積極的なアピール等を実施

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