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自治体の皆さまへ

下野市の皆さま、こんにちは! JR東日本 小金井運転区です

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栃木県下野市

■JR東日本 小金井運転区とは
小金井運転区は、電車の運転士が在籍している職場です。主に宇都宮線、上野東京ライン、湘南新宿ライン、東武鉄道へ直通する特急電車を運転しています。

広報しもつけ4月号で、運転士の1日を紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。少しでも運転士という仕事を身近に感じていただけていたら幸いです。2回目となる今回は、運転士が安全を守るために日々行っている「確認」について紹介します。

■運転士の安全確認
運転士は、信号機に表示される色などを確認しながら電車を運転しています。信号機を見間違えないように、どのような確認を行っているのか紹介します。

▼運転士が言っている「出発進行」てなぁに?
皆さまがイメージする電車の運転士といえば、電車が駅を発車する際に、「出発進行!」と声に出している姿ではありませんか?普段何気なく使っている「出発進行」という言葉は「Let’s Go!!(レッツゴー)」の意味で使われがちですが、本当の意味は異なります。まず、鉄道で信号を確認するとき、青信号は「進行」、黄色信号は「注意」、赤信号は「停止」と指で差しながら、声に出しています。運転士は、駅から電車を出発させる時に、信号機(出発信号機)が青信号(進行信号)になっていることを目で見て、「出発・進行!」と指で信号機を差しながら言っているのです。

▼重要な意味を持つ指差喚呼(しさかんこ)
指で差しながら、声に出すことを「指差喚呼」と言います。では、なぜ運転士は指差喚呼を行うのでしょうか?
運転士は、絶対に信号機を見間違えてはいけません。信号機を絶対に見間違えないようにするために、信号機を確認するときは必ず指で差しながら声に出して確認しています。実際に指差喚呼は、何もせずに確認するよりも大幅にミスを減らすことができるという研究結果も出ています。

▼日常生活でも使える指差喚呼
指差喚呼は目で見て、指で差して、声に出すことです。それを応用すれば生活のさまざまな場面で役に立つはずです。
例えば、皆さまは外出先で家の鍵を閉めたかどうか不安になった経験はありませんか?この指差喚呼を応用して、家の鍵を閉めたあとに「戸締まり・よし!」と、目で見て、指で差して、声に出すことにより、外出先での不安がなくなるかもしれません。皆さまもぜひ日常生活に指差喚呼を取り入れてみてはいかがでしょうか?

今後も私たちの情報を発信します。次回もお楽しみに!

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