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自治体の皆さまへ

お知らせ(下水道課)

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栃木県壬生町

■浄化槽設置整備費補助金の拡充について
町では、専用住宅に浄化槽を設置する方に設置費用の一部を補助する制度があります。補助内容は4月から下表のとおりになります。
対象者:対象区域内において、専用住宅に合併処理浄化槽を設置する方
対象区域:公共下水道事業計画区域及び農業集落排水事業計画区域を除く町行政区域。設置を希望する際は、補助対象区域について事前にお問合せください。
補助額:浄化槽の人槽区分により異なります。また単独処理浄化槽またはくみ取り便槽から合併処理浄化槽への転換に伴う宅内配管工事費や撤去費についても補助します。
その他:補助を希望する場合には、設置工事前に申請が必要です。

■環境性能に優れた「環境配慮型浄化槽」の設置を!
「環境配慮型浄化槽」は、省電力や浄化能力・コンパクト化等機能が向上された浄化槽で、その普及は、より一層の生活環境の保全に貢献します。また市町村が、「環境配慮型浄化槽」を対象に浄化槽設置整備費補助事業を実施する場合、国からの交付金が有利となり自治体の負担が軽減されます。

■単独処理浄化槽やくみ取り式便所使用者の方へのお願い
単独処理浄化槽やくみ取り式便所を使用している家庭では、汚水の処理がし尿のみとなり、生活雑排水(台所・洗濯・風呂などの排水)は、そのまま水路や河川などに流されています。単独処理浄化槽からの放流水の汚れは、下水道施設や生活雑排水をあわせて処理をする合併処理浄化槽からの放流水と比べると約8倍にもなります。
水環境を守るためにも、一日も早く、公共下水道や農業集落排水への接続または、合併処理浄化槽に転換をしましょう。

■浄化槽11条検査の受検について
11条検査とは毎年一回定期的に行う検査です。これらの検査は、浄化槽の機能が十分に発揮され、きれいな処理水が放流されているかどうかを栃木県の指定する機関(一社)栃木県浄化槽協会)が検査するもので、浄化槽(既存の単独処理浄化槽も含む)を設置している方は必ずこの検査を受けなければなりません。
11条検査に関する手続は通常の保守点検と同様に保守点検業者へ委託することができます。
法定検査を受けないと、法を執行する町長から「検査を受けるよう」勧告・命令が行われ、これに違反すると30万円以下の過料に処せられることになりますので、ご注意ください。

■町の下水道不明水対策について
不明水とは、汚水(し尿及び生活雑排水)のみを処理する下水道処理施設に、何らかの理由で雨水や地下水などが流入することをいいます。
その理由は下水道管の老朽化によるひびや隙間などからの流入以外に、各家庭の雨水管誤接合が考えられます。
不明水が発生すると、下水道処理施設の処理能力を超えた水量が流入して施設への負担が大きくなり処理が不安定となることから、水環境が悪化してしまい、下水処理費用もその分増加してしまいます。ご自宅の下水を流している排水設備に破損がないかどうか確認してください。

■油脂類を公共下水道に流さないでください
料理店など油脂類を輩出する事業所はグリーストラップを設置し、適切な維持管理をお願いします。
▽グリーストラップとは
グリーストラップとは、厨房その他調理場等からの排水に含まれる油脂類を分離浮上させて収集するための装置です。グリーストラップの管理が適切に行われないと、次のような問題が生じるため、適切な維持管理をお願いします。
・バスケット内の残りが腐敗し悪臭が生じる。
・グリーストラップ内に油脂類が大量に溜まると、油脂類が分離されないまま下水道管に流れ、管の閉そくが生じる。

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問合せ:下水道課
【電話】81-1858

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