文字サイズ
自治体の皆さまへ

名誉市民 黒田杏子氏 ご逝去

3/45

栃木県大田原市

大田原市名誉市民である俳人・黒田杏子(くろだももこ)氏が、令和5年3月13日に逝去されました。
黒田杏子氏は、昭和13年、東京都本郷に生まれ、昭和19年に兄の学童疎開に伴い大田原市(旧黒羽町)の黒羽田町に戦時疎開されました。18歳で東京女子大学の俳句会「白塔会」に入会し、山口青邨(やまぐちせいそん)の指導を受けました。昭和43年には「日本列島桜花巡礼」を発心し28年かけて全国の桜を巡るなど、精力的に活動されました。
平成22年に第五句集『日光月光』で俳句界の最高賞「蛇笏賞(だこつしょう)」を受賞されたほか、俳人協会賞や現代俳句大賞など、様々な賞を受賞されました。
平成4年から「黒羽芭蕉の里全国俳句大会」の選者をお引き受けいただき、本市の文化振興に長年貢献した功績により、令和2年に大田原市名誉市民として推挙されました。
在りし日のご活躍、ご功績に対し、敬意を表しますとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

・平成4年に「第4回黒羽芭蕉の里全国俳句大会」の選者として旧黒羽町を訪れて以降、令和4年まで29回の長きにわたり、同大会の選者を務めてくださいました。
・平成24年、蛇笏賞の受賞を記念して、鮎の里公園(黒羽田町)に「鮎のぼる川父の川母の川」の句碑が建立されました。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU