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令和4年度は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止や市民生活・市内経済の安定化を図るため、これまで培ってきた本市の「財政力」を発揮して迅速かつ着実に対応し、決算額は令和2年度に次ぐ2番目の規模となりました。財政指標はおおむね順調に推移しており、本市の財政は引き続き健全性を維持しています。
■一般会計
◆Point(ポイント)!
令和2年度に次ぐ過去2番目の決算規模
◆もっと詳しく!
歳入と歳出の内訳はどうなっているの?
▽表示単位未満を四捨五入した関係で、合計額と合わない箇所があります。
※1 自主財源…地方公共団体が自主的に収入できる市税、使用料・手数料、諸収入など。
※2 依存財源…地方公共団体が発行する市債や国・県により交付される国県支出金、地方譲与税など。
※3 義務的経費…生活保護など、支出が義務付けられ、任意に削減できない経費。
※4 投資的経費…道路建設など社会資本整備に要する経費(普通建設事業費、災害復旧事業費)。
◆新型コロナウイルス感染症・物価高騰対策経費(事業費総額 約290億円)
▽感染症拡大防止のための取り組み
・ワクチン接種体制の確保
・ワクチン接種の実施
・夜間休日救急診療所におけるドライブスルー検査の実施
・検査費用・入院医療費の公費負担
・保育園、学校、公共交通などの感染症防止対策の実施 など
▽市民生活を守るための取り組み
・住民税非課税世帯等臨時特別給付金
・子育て世帯生活支援特別給付金
・保育園・学校等給食支援事業
・水道基本料金免除事業 など
▽事業活動のための支援
・ビジネスPCR検査支援
・プレミアム付飲食券、商品・サービス事業
・原油価格・物価高騰対策支援金 など
■会計別
※資本的収支での不足額(△で表示)については、収益的収支での利益や積立金などで補いました。
※5…土地区画整理事業は鶴田第2、宇大東南部第1・第2、岡本駅西土地区画整理事業の合計です。
■市税収入
◆市税収入の推移
▽Point!
市税収入(家計でいうと給料)は「932億円」になりました(前年度比21億円増)
・中小事業者などに係る固定資産税の軽減措置の終了や給与所得の増加に伴い、増加しました。
■市債残高
◆市債とは
道路や学校などの施設整備を行うために資金を借り入れるものです。返済を長期間に分割して行うことで、世代間負担の公平性を確保しています。
◆市債残高の推移(一般会計)
▽Point!
市債残高(家計でいうとローン)は「1,354億円」になりました(前年度比155億円増)
「市民1人当たり26万3,000円(前年度比3万1,000円増)だよ!」
・市債残高は、JR宇都宮駅東口地区整備事業やLRT整備事業など、未来への投資を行ったことにより、前年度より増加しました。
※5 土地区画整理事業は鶴田第2、宇大東南部第1・第2、岡本駅西土地区画整理事業の合計です。
※6 消費的経費…人件費や扶助費など支出の効果が短期間のもので、後年度に形を残さない性質の経費。
※7 経常収支比率…財政構造の弾力性を示す指標。市税などの一般財源のうち、人件費、扶助費、公債費などに使われる一般財源の割合。
※8 公債費負担比率…公債費による財政負担の度合いを示す指標。一般財源に占める公債費(市債の返済)の割合。
問合せ:財政課
【電話】632-2064
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