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みや遺産を知る

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栃木県宇都宮市

令和4年度は、5件の「宇都宮市民遺産(みや遺産)」が認定されました。
みや遺産は地域の宝です。本市に残る貴重な遺産をみんなで守り、未来に伝えていきましょう。

■みや遺産制度とは
みや遺産制度は、市民や地域に愛され親しまれてきた歴史文化遺産を、地域ぐるみで継承していくため、令和元年度に創設した制度です。
歴史文化遺産を「みや遺産」として認定し、「地域の宝」として皆さんに知ってもらえるよう、魅力発信や保存継承する活動などを支援します。

◇どんな歴史文化資源が対象なの?
有形文化遺産:建造物、旧跡、天然記念物など、その歴史的背景が貴重であり、地域の特色として認められている「有形」の地域資源。

無形文化遺産:古くから伝えられてきた芸能や風俗慣習などの生活文化や、地域または本市を象徴する「無形」の地域資源。

■認定の種類
みや遺産には、歴史文化資源のみを認定する「資源型」と、歴史文化資源と保存・活用する活動をセットで認定する「総合型」の2種類があり、それぞれ認定要件や支援内容などが異なります。

資源型:(A)歴史文化資源(歴史的な場所・物・行事など)
総合型:(A)歴史文化資源+(B)保存活用する活動(伝統行事・清掃活動・維持管理活動・学習会など)

■宇都宮の歴史を知ろう!
本市には、古代から現代へと時代をつなぐ素晴らしい歴史と文化があります。宇都宮の魅力を深く知ることができる「うつのみやの歴史を紐解く8ストーリー」(URL)などで、本市の歴史に触れ、知識を深めましょう。

「うつのみやの歴史を紐解く8ストーリー」
【URL】https://utsunomiya-8story.jp/

市HP「令和4年度みや遺産を認定しました」
(※本紙に二次元コードが掲載されています。)

■令和4年度認定のみや遺産
ID:1031424

◇総合型
(1)海道町天棚(てんだな)
海道町では、江戸時代中期から、悪疫退散、五穀豊穣を祈念するため、日吉神社境内で昭和22年まで天棚を建て、天祭を行ったと伝えられています。
所在地:海道町
申請団体:海道町天棚保存会

(2)旧上戸祭村の伝統行事
上戸祭地域内にある薬師堂と髙龗(たかお)神社では、江戸時代から五穀豊穣・疫病退散などを祈念するため、年間4種の行事が行われています。
所在地:上戸祭2丁目
申請団体:上戸祭自治会連合会

(3)東大堀の伝統行事「辻切(つじき)り」
東大堀の「辻切り」は、参加者が注連の輪を中央に積み、大数珠を回します。これは、集落の出入口から悪霊や悪疫が侵入するのを防ぎ、無病息災を願うために行われています。
所在地:新里町
申請団体:東大堀むらづくり推進協議会

(4)仁良塚(にらつか)の彫刻屋台
宝木本町にある仁良塚の彫刻屋台は、天明元年に素朴な天棚として造られ、大正13年にその装飾板を生かし彫刻屋台へと新調されました。その後、平成25・26年に老朽化した彫刻が修復されました。
所在地:宝木本町
申請団体:仁良塚自治会

◇資源型
(1)岡本城跡
岡本城跡は、鬼怒川右岸の河岸段丘を利用した平山城で、南北朝期に宇都宮氏の北の守りとして築城されたといわれています。本丸を中心に五重の堀と土塁で守られた本格的な中世の城です。
所在地:中岡本町
申請団体:岡本城跡を整備する会

[NEWS(ニュース)]
■令和5年度の「みや遺産」募集を開始します
ID:1032437
申請期間:7月3日〜9月29日。
申請方法:事前に文化課へ相談の上、申請書(市HPからも取り出し可)の他、各地域まちづくり協議会などからの推薦書や所有者の同意書などを取りまとめて、直接、文化課(市役所12階)へ。
認定発表:令和6年1月下旬(予定)。
その他:詳しくは、文化課【電話】632-2766へお問い合わせください。

問合せ:文化課
【電話】632-2766

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