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自治体の皆さまへ

新春のごあいさつ

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栃木県小山市

新年明けましておめでとうございます。
昨年は、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5月から5類感染症となり、様々な活動が再開となった年でした。本市においても、7月には小山の夏の風物詩「小山の花火」を通常開催することができ、8月には広島平和記念式典と姉妹都市ケアンズ市への中学生派遣を再開することができました。
また、「田園環境都市おやま」の象徴の1つであるコウノトリのヒナが4年連続で誕生し、小山市内外からコウノトリを一目見ようと多くの方が渡良瀬遊水地を訪れました。
市としては、このような豊かな自然に恵まれ、田園と都市のバランスのとれた環境を次世代に継承するため、市民の皆さまとの対話を重視し、市民参加型の会議を開催した年でもありました。市制100周年を迎える2054年に「こうあってほしい」という未来の小山市の姿を描いたものとして、令和6年度中の策定を予定している「田園環境都市おやまビジョン」を市民の皆さまとともに作りあげるためのおやま市民ビジョン会議や、「2054年の小山市を語ろう」をテーマに開催した小山市民フォーラムなど、市民の声を取り上げるため対話を重ねてきました。
そのような中、3月には「オーガニックビレッジ宣言」を、10月には市と市議会で「ゼロカーボンシティandネイチャーポジティブ宣言」を行い、田園環境都市おやまの実現に向けた取り組みを進めてきました。
また、子育て世代への支援として、こども医療費助成を18歳まで拡大しました。さらに市民の安全・安心な暮らしのため、本年1月から帯状疱疹予防接種の助成を開始し、4月からは重度心身障がい者医療費助成の現物給付化も予定しています。
今年は、小山市にとって市制70周年という節目の年になります。これまでの先人たちの労苦に思いをはせ、これからの未来に向けて、市制70周年記念式典の開催を10月27日に予定しているほか、1年間を通じて様々な記念事業の実施を予定しており、市民の皆さまと一緒に楽しめる70周年にしたいと考えております。
また、ひとが集う新たな地域活動の拠点として期待される、大谷市民交流センター(愛称:あいとぴあ)が5月にオープンの日を迎えます。愛称に込められた思い「ふれあいの理想郷」となり、多くの市民に愛され親しまれるよう皆さまのご支援、ご協力をお願いします。
一方でエネルギー価格や物価高騰などの影響から国による様々な支援が実施されるなど、不安定な世界情勢の影響が不透明な状況でありますが、市民の安全・安心な暮らしを守る施策に取り組むとともに、引き続き「徹底した市民との対話と連携」を進め、あらゆる機会でいただいた意見を取り入れ、住みたい・住み続けたいと思える持続可能なまちづくりを進めてまいります。
最後に皆さまにとりましても、本年が素晴らしい1年となりますようご祈念申し上げます。

小山市長 浅野正富

■令和5(2023)年の小山市を振り返って
※詳しくは本紙をご覧ください。

■市民との対話を重ねてきました
◇小山市民フォーラム(テーマ版)
市制100周年を迎える2054年の小山市のあるべき姿について、参加者が7つのサブテーマに分かれて話し合いました。

◇小山市民フォーラム(地域版)
桑地区、絹地区、美田地区からの希望に応じ、各地区でそれぞれの地域の課題などについて意見交換を行いました。

◇おやま市民ビジョン会議
「田園環境都市おやまビジョン」策定に向け、市民と市職員がともに学び合い・対話する機会として、セミナー等を開催しています。
次回の開催については本紙10ページをご覧ください。

◇これからの中央市民会館・文化センターを考える市民ワークショップ
新たな市民会館に望むことについて意見等をいただくことを目的に、市民ワークショップを開催しました。

◇シビックテックによる市民協働まちづくり実践講座
「地域社会のデジタル化」を推進するため、市民自らが望む社会を作り上げていく活動である「シビックテック」の基本的な活動方法を学ぶ講座を開催しました。

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