4月に行われたイベントなどについてお知らせします
■下駄(げた)フェス
4月16日(日)、mekke日光郷土センターで「下駄フェス」が開催されました。日光下駄の制作実演、日光語りべの会による「下駄にまつわる昔話」の披露、日光下駄の試着体験、日光下駄草履編み体験、物販などが行われ、来場者は、普段あまり触れる機会のない伝統工芸を身近に体感していました。
また、当日は花家体が市街地に繰り出す弥生祭宵まつりも開催され、着物に日光下駄を履いて見物に行く来場者の姿が、日光の風情を大いに感じさせました。
主催のmekke館長の岩本(いわもと)さんは「日光下駄などの伝統工芸を、皆さんに楽しみながら親しんでもらえてよかったです」と話してくれました。
■栗石返(くりいしがえ)し
4月23日(日)、東照宮と大猷院で、伝統的な清掃作業「栗石返し」が4年ぶりに行われ、多くの市民が作業に汗を流しました。
髙橋瑠和(たかはしるな)さん(日光小学校5年)は、「細かい葉がたくさん落ちていて大変です」と話し、境内に敷き詰められた、大きな栗のような玉石をひとつひとつ返していました。
■上三依水生植物園オープン
4月15日(土)から、上三依水生植物園が開園しました。「ここは県内でも特に寒い地域なので、亜高山帯の植物が随時30〜40種楽しめます。はかなげに咲く花を見つけに来てください」と高宮(たかみや)園長。5月中旬から6月は、ピンクや紫の花が咲くクリンソウが見頃を迎えます。
■日光桜回遊・鬼怒川万華郷
4月1日(土)〜23日(日)、樹齢200年を超える桜の名木が点在する日光地域で、まち歩きをしながら桜を楽しむ「日光桜回遊」が開催されました。来場者は一斉に色づいた桜を愛(め)でながら、地元の飲食店や土産物屋が提供する、桜にちなんだイベント限定グルメなどに舌鼓を打っていました。
また、4月6日(木)〜16日(日)には、鬼怒川温泉神社・護国神社で、夜桜ライトアップ「鬼怒川万華郷」が開催されました。期間中は、お囃子(はやし)や琴の演奏も行われたほか、今回初めて、ライトアップされた桜と和傘が水みなも面を彩る池が設置され、来場者は今しか見ることのできない幻想的な共演に、息を飲んでいました。
※写真は、本紙19面をご覧ください
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