「消費生活」情報コーナー 第21回(隔月)

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■悪質な不用品買い取り
怪しい訪問購入業者に注意してください

購入業者が自宅に来て物品を買い取る、いわゆる「訪問購入」に関する相談が、ここ数年増加しています。被害に遭(あ)う方の約8割が60歳以上です。高齢者の方は特に注意してください!

◆怪しい訪問購入業者から電話がかかってきたら
訪問購入業者は、電話で「なんでもいいから不用品はないか」「海外支援のために買い取りたいので協力してほしい」などと、あの手この手で訪問の許可を取ろうとしてきます。事前許可のない訪問購入は違法になるからです。

《きちんと対策》
少しでも怪しいと思ったら、訪問を拒みましょう。許可なく訪問購入業者が家に現れたら、インターフォンや玄関より外側などで対応し、絶対に家の中を見せない・入れないこと!

◆訪問購入業者が自宅に来たら
訪問購入業者がやって来ると、電話で話した買い取り品以外のものについてしつこく質問してきます。「もっと貴金属はないか」「価値がわからないなら鑑定してあげる」などと長時間居座って、相手を根負けさせて抵抗を諦めさせたり、恐怖で言いなりにさせたりして、売るつもりのない貴金属を強引に買い取っていくのです。

《きちんと対策》
売却する気がないのなら、きっぱりと断りましょう。言葉巧みに個人情報を聞き出そうとしてくる場合もあるので、会話の内容にも注意!

強引に家の中へ入ってきて、勝手に貴重品をあさり、高圧的に相手を追い詰めようとする業者もいます。身の危険を感じる場合は、警察を呼ぶのも一つの手です。なお、訪問購入は条件を満たせばクーリング・オフができます。

◎消費者トラブルや業者との売買に不安がある場合は、消費生活センターに相談してください。
・消費者ホットライン
【電話】188(いやや)

問合せ：生活安全課　くらし安心係
【電話】0288-21-5112