■勝善碑(しょうぜんひ)ならびに馬頭観世音碑群(ばとうかんぜおんひぐん)
市指定有形民俗文化財(信仰)・藤原地域 昭和48年(1973年)2月指定
〇大造じいちゃん。「勝善碑ならびに馬頭観世音碑群」について教えて!
◇これらの石碑は、会津西街道(あいづにしかいどう)で荷物を運ぶ途中(とちゅう)に、事故(じこ)で亡くなった馬の供養(くよう)のために建てられたんじゃ。
ここには、大小あわせて54基(き)の勝善碑・馬頭観世音碑が集められていて、最も古い石碑には天保(てんぽう)11(1840)年、新しいものには昭和12(1937)年と刻(きざ)まれておる。江戸(えど)時代から昭和(しょうわ)初期に至(いた)るまで、街道の荷物輸送(ゆそう)が、藤原地域の人々の主要な生業(なりわい)であったことがうかがえるのう。
〇馬の供養を願う人々の想いが、たくさんの石碑1つひとつに込(こ)められているんだね。
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問合せ:文化財課
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