いつ発生するかわからない地震。もしもの時に慌ててしまわないように、自分や大切な人を守るため、災害が起きる前から備えておきしましょう。
■日頃の備えをしよう
◆最低3日分以上の備蓄
災害発生直後は、支援物資が届くまでに時間がかかる可能性があります。少なくとも3日間を自力で乗り越える準備をしておきましょう。
防災用の食料だけでなく、レトルトカレーや缶詰など、普段から食べている食料を、少しずつ多めに購入して備蓄し、賞味期限が近くなったら食べ、買い足す方法(ローリングストック法)がおすすめです。
住んでいる家が無事だとしても、ライフラインが使えなくなったり、流通が止まったりする可能性があります。食料だけでなく生活用品(アルミマットや毛布、ガスコンロなど)も備蓄しておきましょう。
いざというときを考え、最低3日分、できれば1週間分程度備蓄しておくと安心です。
◎詳しくは市ホームページ「災害への備え」を確認してください。
◆家の中の安全対策
地震が発生した際、倒れてきた家具の下敷きになってしまうおそれがあります。家具を壁に固定し、出入り口をふさぐことがないよう、配置も工夫しましょう。
また、避難通路を確保するためにも、日頃から廊下や階段に物を置かないようにしましょう。
◆住宅の耐震対策
旧耐震基準で建築された家屋は、地震の強い揺れに耐えられず倒壊してしまう可能性があります。
住宅の耐震診断を行い、耐震性能が低い場合は、揺れに備え補強などをしておくことも大切です。
市は地震災害から市民の皆さんを守るため、昭和56年5月31日以前に建築または着工した木造住宅の耐震診断と耐震補強改修工事・耐震建て替え工事等に関する費用の一部を補助する制度を設けています。
(詳しくは建築住宅課【電話】0288-21-5197️まで)
■地震が発生したら
◆場面に合わせた行動を
〇自宅では…
・頭を保護して丈夫な机の下に隠れる。
・火を消しガスの元栓を閉める。
・避難はブレーカーを落としてから。
〇自動車運転中は…
・慌ててブレーキをかけない。
・ハザードランプを点灯し、ゆっくり停止。
・車から離れる際は、ドアのロックはせずに、鍵を付けたままで。
〇鉄道やバスの中では…
・つり革や手すりにしっかりつかまる。
〇エレベーターでは…
・最寄りの階で停止させすぐに降りる。
〇人が大勢いる施設では…
・慌てて出口に走りださない。
・係員の指示に従い、落ち着いて行動する。
問合せ:総務課 防災対策係
【電話】0288-21-5166
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