くらしの窓

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■本当の狙いは貴金属︕︖訪問購入(訪問買い取り)のトラブルに注意︕
『不用品なら何でも買い取る』と電話があり業者が訪問に来たが、強引に貴金属等を安く買い取られた、という消費者トラブルが多く発生しています。

▽事例
「不用品の買い取りキャンペーンをしている。何でも買い取る」と電話があり「古着を売りたい」と伝えて来訪を承諾した。翌日、業者が来訪し、玄関先で古着を渡そうとしたら、指にはめていた指輪を見て「金が高騰しているので高く売れる。ほかに貴金属はあるか」と言いながら強引に家に入ってきた。怖くなりネックレスや指輪を数点見せたところ、勝手に査定を始め、契約書と3万円を置いて立ち去った。
怖くて渡してしまったが売るつもりはなかったので、取り戻したい。

▽アドバイス
・不要な勧誘はきっぱり断りましょう
・一人で対応せず、家族や周囲の人に同席してもらう
・貴金属やブランド品を見せない、触らせない
・売却した時は、契約書面の交付を求める
・売却後、8日間は物品の引き渡しを拒むことが可能

▽以下の訪問や勧誘は禁止されています。
・突然、訪問して勧誘する
・勧誘を受け入れていない物品の買取の勧誘をする(『衣服の買取』を目的に訪問したのに、貴金属の買取の勧誘をする等)
・断っているのに家に居座り続け、再勧誘する

不安に思った時、トラブルに遭った時は、消費生活センターに相談しましょう。

問合せ：消費生活センター(本庁舎2階)
【電話】23-8899【FAX】23-8820