文字サイズ
自治体の皆さまへ

それいけ!まちびと

8/16

栃木県真岡市

石井さんは、東日本大震災後、岩手県や福島県でNPO活動や地域交流拠点づくり支援に従事、2015年宇都宮大学着任。これまでの活動で、心がけてきたことやまちづくりの展望を、地域おこし協力隊の粟村さんが取材しました。

■宇都宮大学 地域デザイン科学部准教授 石井大一朗(いしいだいいちろう)さん
これまでさまざまな自治体のまちづくり支援に関わってきましたが、真岡にはまちづくりに必要な要素がそろっていました。それは、まちづくりへの想いがある複数の行政担当者と、やりたいことを行動に移せる市民や事業者の仲間の存在です。それぞれがバラバラではうまくいきません。
私は、発言しやすい場の設計を大事にしています。「よい」「おかしい」「面白い」など思ったことをつぶやける場をつくり、意見を出し合い、行動を起こすことで新しいものを生み出すアイデアを共有していきます。そして、実際に行動を起こすことも大切です。まちつくも、そこだけの活動で終わるのではなく、まち全体に良い循環を生み出すことを目指しています。
これからも、未来に向けて自分と異なる他者の意見を取り入れながら、まちを作っていける人を育てたいですね。真岡での活動をきっかけに、1人が引っ張るのではなく、100人が「まちのことを自分ごとに置き換えて、一歩を踏み出せるまちづくり」を広げていきたいです。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU