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自治体の皆さまへ

誰もがいきいきと活躍できる社会へ

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栃木県真岡市

■誰もがいきいきと活躍できる社会を目指して
◆アンコンシャスバイアスを考えよう
アンコンシャスバイアスとは、「無意識の偏見」を指します。右記の設問は、その一例ですが、生活の中で誰でも自然に身に付いてしまうもので、さまざまな人間関係の中で差別や偏見を招く原因にもなります。「自分にも思い込みがあるかもしれない」と意識し、気付こうとすることが、アンコンシャスバイアスに対処する一歩につながります。

▽アンコンシャスバイアス診断
思い当たるものがあると要注意です

・血液型で、相手の性格を想像することがある
・乳がんと聞くと、女性を思い浮かべる
・「親が単身赴任中」と聞くと、父親を思い浮かべる
・男らしく・女らしくと、思うことがある
・日傘は女性がするものだと思う

◆正しい知識でLGBTQを理解しよう
LGBTQとは、以下の言葉の頭文字を取ったもので性的マイノリティを表す総称の1つです。

Lesbian(レズビアン):身体・心が女性、恋愛・性愛対象も女性
Gay(ゲイ):身体・心が男性、恋愛・性愛対象も男性
Bisexual(バイセクシュアル):好きになるのが男女両方
Transgender(トランスジェンダー):身体の性と心の性が一致せず、違和感を持つ人
Questioning(クエスチョニング):性的指向や性自認が定まっていない人

▽性的マイノリティの人はどれくらいいるの?
民間の調査では、LGBTQは日本国内に約900万人いるとされ、学校で40人クラスの場合だと、1クラスあたり2~3人いることになります。

▽身近な人がLGBTQかもしれないと思ったら
・正しい知識を持って見守りましょう。
・本人からカミングアウト(※)されても、本人の許可なく第三者に伝えてはいけません。
※自らの性的指向・性自認を自分の意思で他者に伝えること

◆男女共同参画を理解し意識しよう
無意識にある性差別を無くし、一人一人が自分らしく生きられる社会を目指すことは、令和4年3月に策定した「第4次真岡市男女共同参画社会づくり計画」の目標の一つに掲げています。
計画では、本市の現状と課題を踏まえ、下記の3つを基本目標として男女共同参画社会を推進しています。

▽真岡市が目指す男女共同参画社会の基本目標
「男女共同参画社会」を理解し、意識する
あらゆる分野で男女共同参画を進める
暴力をなくし、かつ安心して暮らせるまちづくりを進める

問合せ:市民協働推進室
【電話】83-8141

■男女共同参画を目指す真岡市の取り組み
◇男女共同参画情報紙us(アス)の発行
「男女共同参画社会づくり」について理解を深める情報誌として年1回発行しています。

◇男女共同参画推進事業者表彰
仕事と家庭の両立支援や、女性の登用などを積極的に行う市内事業者を、表彰しています。

◇家族の家事・育児シェアエピソード表彰
家事や育児等を協力・シェアしている家族の方から、写真とエピソードを募集しました。

◇家族で家事シェア座談会
専門の講師を招き、ワークショップ形式座談会を実施。子育て世帯における家事シェアについて意見交換を行いました。

◇スポーツの秋、ミニサッカー教室
男性の家事・子育て参加の促進や男女共同参画への意識啓発を目的に、3回にわたり、スポーツ教室や交流会を実施しました。

◇女性異業種交流会
働く女性のワーク・ライフ・バランスの推進に向けてアンコンシャスバイアスの講義や、参加者それぞれの職場環境等について意見交換を行いました。

◇真岡市職員ガイドラインを作成
性的指向・性自認についての正しい理解や対応をまとめたガイドラインを作成し、市民サービスの向上に役立てています。

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