人や環境のご縁から移住された井上さん。移住するまでの経緯や移住してよかったこと不便なことなどについて、地域おこし協力隊の檜澤さんが取材しました。
■誰もやらないなら、自分がやっちゃおう!
井上真(いのうえしん)さん
小山市の実家で登山者向けバッグを作り販売していましたが、真岡市出身の登山仲間との縁で30歳過ぎに門前にアトリエを構え、真岡市をどんどん好きになり移住を決めました。10代から手芸やモノづくりが好きで、合同会社ヌルクを設立。業務拡大を目指して拠点を門前から真岡駅近くに移し、アトリエにコーヒースタンドも併設しました。
門前地区にオープンした当時、県外からのお客さまに、まちのおすすめを紹介できなかったことが悔しくて、まちおこしを意識するようになりました。真岡市は、個人店のエリアと商業エリアが分かれているコンパクトシティで、治安もよく住みやすいと感じています。不便なところは、娯楽施設が少なく、街中に銭湯がないことぐらいですね。
経営もまちづくりもつながっていて、「やったら面白い。誰もやらないなら、じゃあ、自分がやっちゃおう」が原動力です。黒磯駅にある「SHOZO CAFÉ」も参考にしています。平日休日問わず、人が歩いているまち…魅力ある個人のお店が中心となって「人が集まり、まちが動く」そんなまちを目指したいですね。
市HPID:19894
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