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温故知新22

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栃木県足利市

「スポーツの力をまちづくりに」
早川 尚秀

野球のWBC、サッカーワールドカップ、ラグビーワールドカップなど、スポーツは人々の心を動かします。子どもからプロまで、多くの人がスポーツに参加し、楽しみ、熱中しています。健康増進はもちろん、一体感や結束力、地域の絆や国を想う心など、多くの恩恵をもたらしてくれます。
同時に、国内の経済効果として、例えばサッカーワールドカップは約163億円、WBCは約600億円と試算されているように、スポーツは大きな経済効果を生み出す魅力や価値を秘めています。
本市でも、スポーツの力をまちづくりにつなげていきたいと思っています。
これまでに、プロサイクルロードレースチーム『宇都宮ブリッツェン』とまちづくりに関する包括連携協定を締結し、本市が主催としては初の自転車イベント『Vélo.Ashikaga(ヴェロアシカガ)サイクルフェスタ』を開催しました。渡良瀬川や里山など、足利の豊かな自然を活かしたサイクルツーリズムをさらに推進していきます。
同じく、プロバスケットボールチーム『宇都宮ブレックス』とも協定を締結できました。子どもたちへのバスケ教室、本市でのプレシーズンマッチを実施いただき、今後はチアダンス講座などの検討をしていきます。
スポーツを通じて市外、県外から本市を訪れる人が増加することも期待されます。
今般、栃木県でバレーボールクラブチーム『レーヴィス栃木』が新たに発足されました。全国大会の常連校である足利大学附属高校バレーボール部のOBが立ち上げたチームで、日本有数のバレーボールチームが集結する『Vリーグ』参入を目指しています。そして、Vリーグ加盟申請にあたり、ホームタウンを決めます。私は市内高校OBが立ち上げたチームを応援し、市としてホームタウンに名乗りを上げようと、担当職員と共にチームと約1年間水面下で協議を重ねてきました。
そしてこの度、チームからも「足利市をホームに」という申し入れがあり、合意に至りました。協定を締結し、バレーボール教室など地域貢献事業にも取り組んでいただければと思っています。そして、本市の知名度アップや地域経済への波及効果を創出するなど、まちづくりにつなげていきたいと思っています。
市民の皆さまには、地元のチームとして温かく見守っていただき、いろいろな形での応援、ご支援をよろしくお願いします。

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