■塩原の春、み~つけた~クロサンショウウオの産卵~
ポカポカの4月上旬、友人と大沼周辺に塩原の春を見つけに行ってきました。暖かくなったとはいえ、昼夜の寒暖差が大きい今年の塩原、果たして春は見つけられるかな?
心配しながら、昔の建造物跡にできた水たまりに向かい、のぞくと今年も来ていました。塩原の春の使者が!そこにあったのは、クロサンショウウオの「卵のう」2対です。3月下旬の雨の日に産卵したと思われます。
「今年も産んでくれたネ!」と、友人と喜びました。しかし、これから彼らにとって厳しい道のりが待っています。雨が少ないと水がなくなってしまったり、夏の高温が続き水温が上がってしまったりすると、幼生が生きていけません。私たちは、彼らが大人になる8月下旬まで見守っていこうと思っています。がんばれ、クロサンたち!あきお
クロサンショウウオ:卵のう(左)と成体(右)
撮影日:2023.4.6
場所:大沼周辺の水溜まりで確認
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