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中学生が広島平和記念式典に参列 戦争の悲惨さと平和の尊さを学ぶ

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栃木県那須烏山市

市では、8月5日(土)から7日(月)までの3日間、市内2中学校の生徒10人を広島県広島市で開催された広島平和記念式典に派遣しました。中学生らは式典に参列したほか、平和記念資料館などを見学しました。この事業は、将来を担う中学生に戦争の悲惨さと平和の尊さを認識してもらうことを目的としています。派遣をとおして生徒たちが感じた「平和への願い、これからの私の取り組み」を事業報告書から一部抜粋して紹介します。(敬称略、順不同)
また、9月9日(土)には烏山公民館で派遣団員報告会が行われ、団員は4班に分かれテーマごとに学んだこと、感じたことを発表しました。

◆石倉愛美(南那須中3年)
次の世代へ伝えることで一人でも多くの人が平和を考え、平和を望み、世界全体のために行動できると考える。この出来事を皆さんへ伝え、忘れないようにしたい。

◆古口哲平(南那須中3年)
広島市が現在のような発展を取り戻したのは、人々の平和への願いと努力の成果だと思う。この式典で学んだ世界平和のための考え方を身近な人や後世に伝えていく。

◆芝沼駿斗(南那須中3年)
原爆などの核兵器や戦争から目を背けるのではなく、今生きている私たちが命の尊さや平和の大切さを未来へ伝えていかなければならないと思った。

◆山下きよら(南那須中3年)
人々の声で伝えなければ次の世代にはつながらない。この出来事をクラスメイトから学校中に、市・国・世界へと広め世界中の人々が幸せになれるように行動したい。

◆石塚優(烏山中3年)
僕たちの本当の願いは家族と共に過ごす当たり前の日常。世界から戦争をなくし、笑顔で過ごせる社会となるよう、「戦争は絶対にいけない」と強く伝えていきたい。

◆大野愛珠(烏山中3年)
私ができることは、相手や自分の考えを伝え、お互いを理解するコミュニケーションをとることだと考える。人間関係を良くすることで平和につながると思う。

◆大森悠生(烏山中3年)
異なる文化や背景を持つ人と対話し相互理解を深めることで対立を解消し、平和な関係を築けると思う。広島や長崎のことを知ってもらい平和な世界を築きたい。

◆大輪ひかり(烏山中3年)
外国人と鶴を折ったとき「Thank you」と言われ心が温かくなった。世界中の人が仲良くなれば平和の輪が広がると思う。学んだことを周囲の人に伝えていきたい。

◆國井日向(烏山中3年)
今回の体験を忘れずに、自分なりに戦争について考えていきたい。また、その考えを周囲の人に伝えることで、戦争を知らない世代に伝えられるようになりたい。

◆鶴田一遙(烏山中3年)
まだ核兵器は完全になくなっていない。被爆者の思いを無駄にしないためにも過去と向き合い、学び、戦争の悲惨さ、平和の尊さを次の世代に伝えていきたい。

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