令和4年度の決算がまとまりましたので、その概要をお知らせします。
◆歳入
決算額は、132億8,620万2,779円となり、令和3年度決算と比較すると、3億3,306万6,291円(2.4%)の減額となりました。市税は、固定資産税(太陽光発電設備などの償却資産)の新規課税や滞納処分の執行に伴い増額となりましたが、交付税の減額や各種国庫補助事業終了に伴う国庫補助金の減額が主な要因となりました。
◆歳出
決算額は、123億6,688万9,774円となり、令和3年度決算と比較すると、6億9,695万9,959円(5.3%)の減額となりました。子育て世帯臨時特別給付金事業や保健福祉センター施設整備事業の減額が主な要因となりました。
令和4年度は、なすから赤ちゃん応援券交付、新型コロナウイルスワクチン接種、大桶運動公園駐車場整備、各種公園・道路整備、国民体育大会開催、防災集団移転促進事業、幼稚園・保育園・学校の給食費等支援、農業者支援(肥料購入補助・パイプハウス補助など)、電子図書館整備、水道基本料金減免などに取り組みました。
◆一般会計
◆特別会計・企業会計
※収益的収支は、サービス提供の対価としての料金収入や人件費、物件費、固定資産の減価償却費など。
資本的収支は、効果が次年度以降に及ぶもので、施設整備費や企業債の元金償還金などです。
◆市民1人あたりに使われたお金
人口 24,432人(令和5年4月1日現在の住民基本台帳人口)
▽一般会計合計
123億6,689万円
506,176円/人
▽議会費
1億3,184万3千円
5,396円/人
議会運営のために
▽総務費
16億2,370万4千円
66,458円/人
総合運営のために
▽民生費
39億792万9千円
159,951円/人
福祉のために
▽衛生費
14億9,417万7千円
61,157円/人
健康診断・予防接種・ごみの回収処理のために
▽農林水産業費
4億5,331万4千円
18,554円/人
農業振興、農地保全のために
▽商工費
5億3,300万円
21,816円/人
商工業の育成・観光事業推進のために
▽土木費
9億6,892万6千円
39,658円/人
道路、橋りょう、公園の整備、管理のために
▽消防費
5億9,877万3千円
24,508円/人
消防、防災のために
▽教育費
12億5,071万6千円
51,192円/人
義務教育・生涯学習の推進、スポーツ振興のために
▽公債費
13億7,636万3千円
56,334円/人
借入金の返済のために
▽その他
2,814万5千円
1,152円/人
労働費、災害復旧費など
・公園遊具整備(清水川せせらぎ公園)
・道路整備(西野三箇線)
・農業者支援(パイプハウス補助)
・消防車更新(1-1仲町・泉町・城東)(4-1興野)
・国民体育大会開催(令和4年10月7.8.9日 緑地運動公園)
・電子図書館整備(4,800タイトル)
◆那須烏山市の健全化判断比率と資金不足比率~健全化判断比率・資金不足比率ってなあに?~
地方公共団体の財政の健全化に関する法律により、財政の健全化を判断する4つの指標と資金不足比率の公表が義務付けられたものです。
令和4年度決算に基づく算定の結果は表のとおりです。いずれの比率も国の基準値以下であり、健全団体に該当しました。
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