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令和5年度子ども議会開催 小・中学生が議員を体験!

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栃木県那須烏山市

市では、将来を担う子どもたちが市議会の仕組みや市の施策などに実際に触れることで、まちづくりに興味や関心を持ってもらおうと、8月3日(木)、市議会議場で「令和5年度子ども議会」を開きました。
議場では、市内の小・中学校の児童・生徒12人が子ども議員として登壇し、市執行部に対して子どもならではの視点で質問をしました。また、議長は中学生2人が交代で務め、緊張感が漂う中で議事を進行していました。
議長を務めた南那須中3年の平野真央さん(大金)は、「初めての経験で緊張したが、最後まで議事を進行できたのでよかった。議長をやってみて、議会のまとめ方を知ることができた」、烏山中3年の黒須清那さん(旭2丁目)は、「議会を見たことがなく、初めてだったので緊張した。議長を務めるうえで、再質問のときに答弁者を見失わないよう気を付けた」と話していました。
参加者と質問内容は次のとおりです。(敬称略、質問順。質問内容は要約しています)

■烏山中3年 黒須清那
各学校のトイレやプール、タブレット端末などの設備の充実について市がどう考えて進めているか。

■南那須中3年 久保居舜
観光客を呼ぶためにSNSを用いたアピールが求められているが、市の魅力を発信するためのSNS活用状況と今後の展望について伺う。

■荒川小6年 大野彰久
安心安全に学校へ通えるように荒川小学校近隣(大金地区)の土砂災害対策についてどう考えているか。

■烏山小6年 樋山桜愛
災害時などインターネットで情報を入手しにくい高齢者への情報伝達をどう考えているか。また、避難を必要とする方々を把握し、安全に避難させる手立てはあるのか。

■江川小6年 阿久津閏音
古着を回収して必要としている人へ届ける活動を呼びかけることで資源の再利用ができ、持続可能なまちづくりができると思うが、どう考えているか。

■七合小6年 青木陽愛
観光客を呼び込むためにYouTubeを活用した宣伝は効果的と思うが、これまでの「なすからチャンネル」の効果と今後の活用について伺う。

■南那須中3年 平野真央
烏山線への交通系ICカードの導入について今後の見通しを伺う。また、烏山線を利用した観光ツアーや環境に優しいアキュムのキャンペーンなどを企画して市の活性化を図っては。

■烏山中3年 荒井京華
デジタル機器の普及に伴い情報通信技術を利用することは有用と考えるが、市ではデジタル機器の利用に不安を抱える高齢者に向けた取り組みを考えているか。

■荒川小6年 伊藤穂純
本市は今後さらなる人口減少と高齢化が見込まれているが、人口減少への対策と魅力的なまちづくりについてどう考えているか。

■烏山小6年 佐々木優來
図書館では様々なイベントが行われているが、小・中学生や高校生がより興味を持って図書館を利用できるためにどのような手立てがあるか。

■境小6年 小森悠里
市の少子化対策について、子どもを産みやすい環境を整えるために支援金や家事・育児のサポート制度を導入してはどうか。

■烏山中3年 髙瀨航太
市の公共施設や商業施設の整備・拡充に際して土地や資金はどうなるのか。また、公園やジムを併設した施設拡充の都市計画があるのか伺う。

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