ひろコラムNo.135

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野木町長　真瀬　宏子
■木漏れ日の中で
新型コロナウイルス感染症が5月8日より5類となり、インフルエンザ等と同様の扱いになりました。皆様の長い間のご協力には心より感謝いたします。マスクの着用等も自己判断となりますが、臨機応変にお互いに気を付けていく事には変わりありませんので、ご協力、ご判断の程を宜しくお願い申し上げます。
さて今月は入梅の月ですが、近年梅雨入りがはっきりしないで過ぎてしまうことが多いように思います。しかし自然は変わらず着実に夏へと向かい、いつの間にか太陽やひまわりの季節になるので不思議です。暑い夏の日でも、緑陰を通り抜ける爽やかな風を浴びれば、「時間よとまれ!」と言いたくなるくらい、心地良い一瞬です。緑の木々は二酸化炭素を吸収するだけではなく、私たちを幸せな気持ちにする何か大切なものを与えてくれてもいるのだと、木漏れ日の中で考えました。緑は大切な資源です。
最近徐々に季節感も変わってきて、今年は特に桜やバラがいつもより半月も早く開花しました。季節がより早いスピードで進んでいるのでしょうか?地球温暖化が進んでいるのでしょうか?原因は断定できませんが、以前より変化していると感じています。
町も地球温暖化を防ぐために、「二酸化炭素の排出量を削減することを地球規模で進めること」に協力する方針でいます。資源の節約や脱炭素への試み等、少しでも進めていければと思っています。わが町は「水と緑と人の和でうるおいのあるまち」を将来像に定めておりますので、温暖化防止にもかなっていると思います。実現可能なことから一歩一歩進められればと思っております。