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自治体の皆さまへ

健康タウンのぎを目指して86

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栃木県野木町

■全身の健康は歯の健康から
◇歯を失う原因の多くは「歯周病」
日本では「歯周病」で歯を失う人が多くなってきており、特に高齢になると、歯周病で歯を失う比率が高くなります。歯周病は、歯を支えている歯肉やあごの骨が徐々に破壊されていく病気です。正しい治療やケアをせずに放置していると、やがて歯がぐらぐらになって抜歯を余儀なくされます。

◇歯周病とメタボリックシンドローム
歯周病は口の中だけの病気ではありません。歯周病は全身の病気と深い関わりがあり、なかでも注目されているのが歯周病と「メタボリックシンドローム」の関係です。 近年のさまざまな研究から、(1)歯周病によって噛む機能が低下すると肥満になりやすい、(2)歯周病の原因菌である歯周病菌が血管に入ると血糖値をコントロールするインスリンの働きが悪くなり、糖尿病を悪化させる、(3)逆に肥満や糖尿病の人は歯周病を発症しやすく、しかも重症化しやすい、などメタボリックシンドロームと歯周病は、相互に影響し合いながら、互いを悪化させることがわかってきたのです。

◇歯周病予防には「プラークコントロール」
歯周病の直接の原因は「歯垢(プラーク)」です。プラークとは、歯の表面や歯の隙間に付着した細菌の塊です。歯周病予防には、日頃からプラークを付きにくくするとともに、歯に付着したプラークを歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシなどを使ってこすり落とす必要があります。
また歯の健康を保つために、次のようなことも実践しましょう。
●栄養バランスのとれた規則正しい食事を心がける
●何でもよく噛んで食べる
●食後20分以内に歯を磨く
●歯科で定期的に歯石を除去する
●虫歯を放置せずに治療する
歯周病を予防して歯と体の健康を保とう!

問合せ:健康福祉課
【電話】57-4171

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