鹿沼市は、日本人住民も外国人住民も住みやすい「多文化共生のまちづくり」を進めています。
現在、鹿沼市には約1,500人の外国人住民が生活しており、そのうち約半数の700人以上がベトナム国籍の人です。
今回は、令和4年10月から鹿沼市民となり、現在、蓬莱町でベトナム食材の販売店を経営しているご夫婦に話を伺いました。
■シンチャオ!(こんにちは)
Xin Chao!
※母語:ベトナム語
■2人のプロフィール
名前:グェン ティ タァム
出身国:ベトナム
好きな食べ物:寿司
名前:グェン ヴァン クェット
出身国:ベトナム
好きな食べ物:ラーメン
◆なぜ、鹿沼市に住むことに?
(タァムさん)私は約8年前に留学生として来日し、福岡県に住んでいました。その後、東京都などでの生活を経て、昨年10月に、妹が住んでいる鹿沼市へ移り住みました。この時に、夫をベトナムから呼び寄せ、夫婦一緒に鹿沼市での生活を始めました。
◆鹿沼市での生活は、どうですか?
鹿沼市は、とても住みやすいです。ベトナムのように道路が混雑していないし、スーパーマーケットが近くて便利です。市民が仲良しなことや、景色が良いことも魅力です。
◆今の仕事を始めたきっかけは?
鹿沼市には多くのベトナム人が住んでいますが、ベトナムの食材を購入できる店がありませんでした。苦労している人達のことを知り、少しでも役に立てればと、昨年12月に2人でお店を始めました。
◆異国での経営で、大変なことは?
(タァムさん)重いものは夫が持ってくれるので、大変なことは特にありません。悩みを挙げるとすれば、お店を手伝ってくれるスタッフが、なかなか見つからないことです。
◆仕事で楽しいことは?
来店したお客さんと交流できることです。ベトナムの他、日本、ミャンマー、タイなど、さまざまな国籍の人が来てくれるので、とても楽しいです。
◆これから挑戦したいことは?
調理品のテイクアウトや、建物の2階を活用してレストランを始めたいと考えています。フォー、バインミー、タピオカミルクティー、さとうきびのジュースなどを、たくさんの人に楽しんでもらいたいです。
問合せ:
協働のまちづくり課市民協働係【電話】63-2241
鹿沼市国際交流協会【電話】60-5931
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