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鹿沼市役所新庁舎開庁(1)

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栃木県鹿沼市

■市長あいさつ
鹿沼市長
佐藤 信

鹿沼市役所新庁舎は、令和5年5月8日に無事完成・開庁を迎えます。これまでの経過を振り返りますと、新庁舎整備事業は平成23年3月に発生した「東日本大震災」を契機に開始しましたが、建設場所の決定や整備規模・施設計画の見直し、事業の延期など、約10年もの歳月をかけようやく結実することができました。市民の皆様をはじめ、市議会、関係各位からの検討委員会など、多大なるご協力・ご支援をいただいて参りましたこと、この場をお借りして深く感謝申し上げます。
新庁舎は、旧庁舎の課題であった、耐震性の不足や狭あい問題を解消することができる造りとなりました。特に、防災機能においては、災害時でも3日連続で稼働可能な非常用発電設備の設置など、行政・防災本部としての庁舎機能を十分に維持できることや、誰もが使いやすいようユニバーサルデザインを重視した設計、「木のまち鹿沼」の誇る木工技術の粋(すい)をこらした木質化、本県唯一の木造議会棟、シンボルツリーの二本松や深岩石の壁材・壁画など、旧庁舎からの歴史も受け継いだ、中心拠点にふさわしい庁舎となりました。今後は、「笑顔あふれるやさしいまち」、「協働のまちづくり」の拠点として、市民の皆様と共に働き、愛される市役所にしたいと考えております。
本年は市制75周年という記念すべき節目の年でもあります。市民の皆様に親しまれる市役所を職員と共に目指してまいりますので、引き続きご支援の程どうぞよろしくお願いいたします。

■新庁舎整備事業の軌跡
平成23年8月 旧庁舎耐震診断実施
25年8月 基本構想決定
27年5月20日 基本計画決定 工事費高騰等により、事業の延期決定
28年4月16日 熊本地震発生により、防災拠点としての新庁舎整備の検討再開
30年5月 全面建替を決定
9月30日 基本設計完了
令和元年9月30日 実施設計完了
2年1月29日 施工業者決定
2月 1期工事着工
4月10日 起工式
3年6月30日 1期工事竣工
7〜8月 備品設置・ネットワーク配線・移転作業
8月17日 1期工事部分開庁
9月 2期工事着工
5年2月28日 2期工事竣工・引渡
3〜4月 備品設置・ネットワーク配線・移転作業
4月30日 新庁舎竣工記念式典
5月8日 開庁

■新庁舎の概要
所在地:鹿沼市今宮町1688番地1
敷地面積:9,054.42平方メートル
建築面積:2,922.02平方メートル
延床面積:10,505.05平方メートル
構造:耐震構造
・行政棟 鉄骨造地上6階
・議会棟 木造地上2階
ほか 接続廊下、公用車車庫、守衛倉庫、駐輪場、ごみ保管庫、バリアフリー駐車場、受水槽
駐車台数:150台
設計・監理:(株)佐藤総合計画
施工者:大成建設(株)
建設事業費:66.3億円

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