8月28~30日、4年ぶりに旧盆のエイサーが再開しました。本町にある青年会の大半が太鼓を使わず、手踊りエイサーを守り継いでいます。手踊りは太鼓のない時代から受け継がれるエイサーの原点です。中でも新里区の「まがやー七月舞」は腰を曲げ重心を低くする特徴的な踊りで、沖縄県では本町新里区にしか残っていない貴重なものです。青年会は様々な場所でエイサーを披露し、地域を活気づけました。
9月1~10日(旧暦7月17~26日)には町内10の集落で、集落の災厄をはらい、豊穣を祈願するシヌグ行事が行われました。シヌグ行事は継続されているものの簡略化され、シヌグ舞が行われていない集落がある中、具志堅のシニーグ舞や瀬底のシヌグ舞(ウシレーク)などが4年ぶりに披露され、女性たちが祈り踊り、集落の繁栄を願いました。
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