令和5年度 施政方針(2)

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■はじめに「平和への思いと豊かな文化が息づき　一人ひとりが輝き交流するまち」です。
平和行政の推進につきましては、悲惨な沖縄戦の教訓を風化させることのないよう、沖縄市民平和の日記念行事の開催、平和大使の広島県への派遣や平和学習コンテンツサイトの活用等により、平和を広く発信するとともに、「第2次沖縄市平和事業推進アクションプラン」を策定します。

人権の啓発につきましては、人権教室および特設人権相談所の開設を支援するとともに、性の多様性の理解促進に向けた講座等を開催します。

認知症高齢者等の支援につきましては、住み慣れた地域で暮らし続けられる地域づくりに向け、認知症の普及啓発活動や見守り体制の構築等をおこなうとともに、金銭管理に関する相談支援や市民後見人の育成等に取り組みます。

男女共同参画社会づくりの推進につきましては、きらめきフェスタの開催をはじめ、啓発紙「きらめき」の発行、各種講座の開催や男女共同参画週間等におけるパネル展等をとおして普及・啓発を図ります。

文化芸術の振興につきましては、「沖縄市文化芸術祭」をまちなかにおいて開催するとともに、文化活動団体等が実施する舞台公演や若者が主体となる文化活動等を支援し、市民が芸術文化に触れる機会の創出を図ります。

戦後文化の発信と歴史学習の支援につきましては、市史資料の充実に向け、「沖縄市史」第五巻移民編および第六巻戦後編の発刊に取り組みます。
また、沖縄市戦後文化資料展示館ヒストリートにおいて企画展を開催します。

文化財の保存と活用につきましては、国指定名勝「アマミクヌムイ」に追加指定された越来グスクの保全に関する基本設計に取り組むとともに、文化財に対する保護意識の向上を図るため、こども博物館講座や文化財めぐり等を実施します。

生涯学習の推進につきましては、市民の学習意欲の向上等を図るため、生涯学習フェスティバルを開催します。
また、青年会等の社会教育団体の活動を支援するとともに、郷土博物館の機能強化に向けた実施設計をおこないます。

市民スポーツの推進につきましては、「第2期沖縄市スポーツ推進計画」を策定するとともに、障がい者等を対象としたスポーツ教室およびスポーツデイを開催するなど、スポーツ活動機会の提供に取り組みます。

国内交流につきましては、東海市との教育文化交流をおこなうなど、市民が主体となった兄弟・姉妹都市との交流を促進します。

国際交流につきましては、国際性を備えた人材の育成および市民主体の交流促進を図るため、海外移住者子弟研修生の受入れおよび海外姉妹都市レイクウッド市への留学支援をおこなうとともに、コザインターナショナルプラザにおいて、地域と連携した国際交流イベントや各種語学講座等を実施します。

地域コミュニティの活性化につきましては、自治会への加入促進に向けてSNSを活用した情報発信を支援するとともに、新たにデジタル活用による多世代間の交流を促進します。
また、自治会活動に必要な備品整備や地域ものづくり活動等を支援します。

地域コミュニティ活動拠点施設の整備につきましては、池原地区学習等供用施設および泡瀬第三地区コミュニティ供用施設のLED照明改修工事に取り組むとともに、松本地区学習等供用施設の実施設計をおこないます。
また、室川自治公民館の内装全面改修工事を支援します。

多文化共生の推進につきましては、庁内窓口における通訳や広報誌「ニューズレター」の発行等に取り組むとともに、在住外国人向け生活ガイドブックの見直しをおこないます。