令和5年度 施政方針(4)

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■3　「安全で環境にやさしいまちづくり」について
(1)交通安全施設の整備と安全教育の推進
交通安全施設の整備を図るとともに、関係機関・団体と連携して交通安全活動を展開し、交通安全思想の普及・浸透を進めつつ、交通事故防止に努めます。
(2)消防・防災体制等の確立
災害等から町民の身体、生命及び財産を守るため、東部消防組合及びその他関係機関、自主防災組織との連携を進めるとともに、各種防災関連設備及び備蓄品の更新や保守管理を適正に実施します。
町の防災対策に関する基本方針を定めた「西原町地域防災計画」の一部見直しに取り組みます。
また、近年の大雨による小那覇交差点付近の内水氾濫による水害に対処するため、新たにカメラを設置し早期情報収集に努めます。
防犯活動については、関係機関・団体と連携し、地域安全活動などを通して、犯罪のない明るく住みよいまちづくりを推進します。
(3)環境保全対策の推進
近年の火葬の待機日数長期化による社会問題に対応するため、町単独での火葬場に関する整備方針等の検討を行うための基礎的な調査を行います。
ゴミの減量化・再資源化を進めるために、令和5年10月供用開始を目指し、町リサイクルヤードの建設を進め、資源化物の分別処理作業がより効率的・安定的に行えるよう取り組みます。
また、脱炭素社会の実現に向け、環境に配慮した新たな交通手段の確保について検証するため、シェアサイクル実証事業に取り組みます。
その他、ごみ減量化推進事業補助金(生ごみ処理容器等)、体験用の家庭用生ごみ処理容器の貸出事業を引き続き実施し、循環型社会の形成に向け取り組みます。
不法投棄を未然に防ぐため、看板を設置するとともに、関係機関と連携し環境パトロールを実施します。
墓地行政については、本町の都市計画や土地利用計画と調整を図るとともに、地域環境と調和がとれるよう無秩序な開発の防止に努めます。
(4)上水道事業の充実
地震に強い強靭な水道施設の整備を図るとともに、安全で安心な水道水を安定的に供給するため、引き続き水道施設の整備拡充、老朽化が進行する施設の維持管理の強化に努めます。
また、西地区土地区画整理事業地区内、東崎兼久線等の配水管整備に取り組みます。
(5)下水道(汚水・雨水)事業の推進
汚水事業については、未普及地区解消のため、地方創生汚水処理施設整備推進交付金も活用し、西地区土地区画整理事業地区内及び棚原第一処理分区等の整備を継続するとともに、接続率向上に向けて普及啓発に取り組みます。
また、経営健全化に向けて経営戦略の改訂に取り組みます。
雨水事業については、浸水被害軽減を図るため、西地区土地区画整理事業地区内の水路整備を引き続き進めてまいります。