はいさい。今月号は、4年ぶりに開催される「那覇ハーリー」について紹介します。
那覇ハーリーは、県内ハーリー行事の中では最大規模を誇り、那覇三大祭りの一つに挙げられます。
そのハーリーは、約600年前の琉球王朝時代に中国から伝わったとされており、爬龍船を漕ぎ競い合い、漁の安全や豊漁を祈願する沖縄の伝統行事です。
県内各地のハーリーが漁労用のサバニを用いて競漕するのに対し、那覇ハーリーは全長14.5メートル、重さ2.5トンの爬龍船を用い、漕ぎ手32名、舵取り2名、鐘打ち2名、旗振り3名、中乗り2名、唄歌い1名の総勢42名による力強い競漕が魅力です。
今年のゴールデンウイークは、ぜひ多くの皆様に会場へお越しいただき、白熱したレースや多彩な催しをご堪能くださいますよう、ゆたさるぐとぅうにげーさびら。
那覇市長 知念 覚
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