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自治体の皆さまへ

[特集2]みんなで考えよう みんなで作ろう 滋賀の地域交通

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滋賀県

■令和6年3月「滋賀地域交通ビジョン」策定
皆さんの主な移動手段は何ですか?車、自転車、バス…
滋賀県では、県民の皆さんのより豊かな暮らしに向けて、地域交通の維持・活性化に取り組んでいます。

◆1 県は地域交通について考えました。
『滋賀県の皆さんは、将来に向けてどんな公共交通がいいんだろう?誰もが快適に暮らせるように取り組みたいな』

◆2 そこで、様々な方法でご意見をいただき議論を重ねました。
「県民アンケート」で約3,000名から回答
「県民トーク」で計1,000名以上の方々と直接対話
「県民フォーラム」に参加いただいた351名とリアルタイムに意見交換
パブリックコメント 
計5回の懇話会開催

◆3 意見を集めた結果、普段自家用車を使う人の多くも「公共交通は必要」と思っていること、現状に満足していないことがわかりました

▽普段は自家用車で移動する人も含め、96%の方が公共交通は必要と回答
[理由]
・将来使う
・家族・親族が使う
・自分は使わないが必要としている人がいる
・『免許返納したいけどバスがほとんど走ってない』
・『けがで運転できなくなったけど病院行きバスがない』

▽現状の公共交通には満足していない人が約半数
[理由]
・近くに駅やバス停がない
・乗りたい時間に運行していない
・費用がかかる
・時間がかかる
・自身や同乗者の利用が難しい
・荷物が多い
・多少運賃値上げしてでも利便性を向上してほしい
『働きたいけど車がないと働きにいけない』
『他校と練習試合したいけど交通費の負担が大きい』

◆4 また、滋賀の交通の厳しい現状と、県民の『費用負担に対する意向』もわかりました
▽滋賀県の現状
人口:県全体では減少するものの増加するエリアが広範囲に点在
運転免許返納者数:高水準

公共交通は必要だけど
・自家用車の利用が多く、公共交通の利用者が少ない
・居住区が点在してカバーしきれない
・コロナ禍で利用者が2割以上減少
・運転手の人員不足・高齢化
・県内路線バスの8割が赤字
『ちなみに費用の約3割は行政がみんなのお金で負担しています。』

▽県内居住者の費用負担の意向

出典:住民アンケート(令和4年10月実施)

公共交通の利用有無に関わらず、サービスレベル向上に対し、5割以上の県民が新たな負担を許容する回答をしています。

◆5 令和6年度から県民の皆さんと具体的な施策の議論を開始!
『県内を6つのエリアに分け、各地域で住民、交通事業者、市町等と地域交通の施策や財源について一緒に議論し、考えます!!』
みんなで支える地域交通

◆6 どんなまちづくりをしていきたいか、みんなで一緒に考えましょう!
ワークショップなどに是非参加してください!
開催情報などはホームページで!

■滋賀県が目指す地域交通
「誰もが、行きたいときに、行きたいところに移動ができる持続可能な地域交通」
地域交通は、活力あるまちづくりに欠かせない社会インフラです。
自家用車利用を一定の前提としつつ、地域交通により、
・自家用車を「使えない人」・「使えない時」でも日々の生活のための移動ができる
・自家用車を「使わない」という選択ができる
そんな社会を目指します。

特設のwebページもご覧ください。
動画も配信中!

お問合せ:滋賀県交通戦略課
【電話】077-528-3681
【FAX】077-528-4837
【E-mail】hc00@pref.shiga.lg.jp

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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