近くの休耕田(きゅうこうでん)が埋め立てられて宅地造成が完了し、住宅の建築工事が始まりました。この団地に小さな公園ができたので、どこからか子どもたちが遊びに来るようになり、賑やかな声が聞こえるようになりました。これから若い世帯の入居が始まり、子どもたちが増えてますますその声が大きくなっていくだろうと思うと嬉しくなります。
私が見守りを担当する小字は、以前はこのような子どもの声があちこちで聞こえて賑やかでしたが、今ではその子たちも成長して家を離れ、多くが夫婦二人暮らしの静かな小字になってしまいました。
高齢夫婦のみの世帯はいずれ独居となり、やがて見守りが必要な世帯となっていきます。民生委員・児童委員はこのような世帯を月1回訪問して世間話などをしながら変わりないか確認していますが、日々の生活において異変を知らせるサイン(新聞が溜まっている、夜に電気がつかない、カーテンの開閉がないなど)に気づくことは難しく、このことにいち早く気づくことができるのは隣近所です。
お隣が変わりないか気遣ってくださる地域の皆さんと民生委員・児童委員が連携して高齢者を見守っていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。
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