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特集 未来の守山を考える(5)

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滋賀県守山市

■ピックアップ スポーツの「楽しい」は心と体の栄養
バドミントン 大岡正典(おおおかまさのり)さん、みすずさんご夫婦

大岡正典さん、みすずさんご夫婦(浮気町)は、生涯スポーツとしてバドミントンを楽しんでいます。子育て中の今は曜日を決めて交代で競技を続け、めまぐるしい毎日を乗り切る活力にしています。

▽誰でもできるバドミントンは続けたもん勝ちのスポーツ
バドミントンは力量に合わせて誰でも楽しめるスポーツで、親子が公園で遊んでいることもあれば、オリンピックのメダリストに喝采することもある。それが魅力といえます。
スポーツは体力や身体能力は高い方が有利ですが、バドミントンの場合、ミスをしないプレーをする人が勝つこともあります。
正典さんは「年齢がいくほど続けたもん勝ち、が分かりやすい競技です」と話します。そのせいか、夫婦で続けている人が多い競技だそうです。

▽大人になってアスリートに 今は生涯スポーツで楽しむ
ご夫婦ともバドミントンを始めたのは中学生の時ですが、大人になってからの方が一生懸命練習するようになったそうです。30歳代の頃は夫婦でミックスダブルス選手になり、県総体で優勝、全国社会人クラブ大会で年代別全国3位になったこともあります。競技に真剣だった分だけ、夫婦げんかも多かった気がするとか。
みすずさんは、妊娠・出産で3年ほど離れていましたが、正典さんの協力もあって、バドミントンをまた楽しめるようになりました。夫婦で共通の話題、数えきれないくらいの仲間もできました。バドミントンは60歳代でも70歳代でもできるスポーツなので、いつかまた、正典さんとミックスダブルスで試合に出るのが理想だそうです。

▽どんなスポーツにも魅力 いろいろな競技を観戦したい
正典さんは市スポーツ協会の役員をしているので、行政とのつながりや、バドミントン以外にもさまざまな競技に関わることがあります。「私はたまたまバドミントンを続けているけれど、ラグビーの『5つのコアバリュー』やトライアスロンの『ゴールしたらだれもが勝者』など、どの競技にもスポーツとしてだけでなく、人間形成にもつながるいろいろな魅力があります。トップを目指すアスリートでなくても、子どもからお年寄りまで、自分に合ったスポーツが見つかれば、心と体の栄養になりますよ」と話していました。
スポーツ全般の観戦も好きだという正典さんとみすずさんは、スポーツ愛好家の1人として、国スポ・障スポに何かの形で関わり、守山会場の競技を中心に、いろいろな競技を真近で観戦できるのを楽しみにしているそうです。

◆国スポまであと562日 障スポまであと589日
▽まちの飾りつけ、お出迎え準備ぞくぞく
国スポ・障スポ開幕までカウントダウンが進む中、市民の機運を盛り上げ、来市する選手たちを迎える準備が進んでいます。
JR守山駅の西口・東口や周辺の商店街には「炬火(きょか)」や守山会場で行われる競技をモチーフにした8種類のもーりーフラッグがお目見えしました。

◆看護師・健康管理士・診療情報管理士・市民救急指導員・スポーツ救護看護師 小早川 香樹(こばやかわこうじゅ)さん(水保町)

▽国スポ・障スポを、年齢も性別も垣根なくスポーツを楽しむレガシーに
定年まで県立総合病院で勤めた後も、医療、障害、防災に関わるいろいろな勉強をしてきました。
医療にたずさわる人間としていうなら、スポーツには年齢も性別も障害の有無も垣根はないと思います。逆にとても個別性のあるもので、1人ひとりが自分に合ったスポーツを、自分に合ったやり方で行うことが大切です。
経験上、アスリートほど、自分の体をしっかり考えてケアしています。趣味や娯楽のスポーツも、健康維持や心のケアに大きく貢献します。
スポーツをしていない人なら、散歩ではなくウォーキングをしませんか。好きなスポーツの格好や道具からそろえて、わざと後戻りできなくするなど、とにかく体を動かすことが大切です。小さな非日常は心の刺激にもなると思います。
「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」の開催が近づいてきました。スポーツ環境が整ったり、市町村が会場となった競技の普及が進んだり、昭和56年の国体の時もそうでしたが、国内最大のスポーツの祭典が開催された後には、多くのレガシーが生まれます。
令和7年の大会は、国体から国スポに名称が変わり、誰もが参加できるスポーツ文化の祭典として位置づけられているようです。スポーツを楽しむ人が増えたり、推しの競技や選手を見つけたり、皆が元気に健康になるレガシーが生まれ、未来へつながっていけばいいですね。

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