文字サイズ
自治体の皆さまへ

起業家の集う、「ワクワク」する町へ(1)

2/36

滋賀県愛荘町

愛荘町ローカルベンチャー(注)プロジェクト!
(注)ローカルベンチャーとは、地域の課題をビジネスを通して持続的に解決する、社会的な起業の事です。
町では、令和4年度から地域おこし協力隊の制度を活用し、「つながりを生むマーケットを創る」をコンセプトに、「起業家」を誘致しています。町の資源を活かして、魅力的な事業を作ることで、新たなマーケットを創造する。
また、そうした動きから町に住む人の創造性を誘発し、自らやりたいことにチャレンジする人が増えるような好循環を生み出すことを目指しています。

■地域おこし協力隊とは
都市地域から地方へ住民票を移し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行い、その地域への定住・定着を図る取組です。任期は最大3年間、現在約6,000名の隊員が全国で活動しています。

R4年度は、3名のコーディネーターが地域のリサーチを行い、起業家を募集するためのプロジェクトを立ち上げました。募集はSNSを中心とした情報発信をはじめ、オンライン説明会、愛荘町を実際に体感してもらうリアルイベントも開催してきました。熱意のある多数の応募者の中から、愛荘町に興味を持ち、自身の経験を掛け合わせながら、起業意欲を持って町のために前向きに取り組みたいという7名が、愛荘町の地域おこし協力隊員に着任し、4月7日には着任式を行いました!

■地域おこし協力隊新メンバー紹介
地域の方々とコミュニケーションを取って、まずは地域に馴染み、それぞれが地域と新たな関係性を築きながら活動を進めていきます!

▽プロジェクト名 生姜の国 磯部美季(いそべみき)
地方移住:大阪府→愛荘町
大学では欧米文化を研究、前職は化粧品メーカーのCMO。高校生の息子の学校が滋賀にあり、来るたびに「空が広い!空気が澄んでいる!野菜がおいしい!」と感激していました。50歳を過ぎ、次の人生を考えた時に、自分の今までの経験を活かし、誰かのためになる仕事をしたいと強く思い、移住を決めました。町の未来のためにいっしょに働かせてください。愛犬と河川敷をよく散歩していますので、みかけたら声をかけてくださいね。

▽プロジェクト名 農業を軸とした体験と宿泊、持続可能なアグリネットワーク 岩永大陸(いわながりく)
地方移住:東京都→愛荘町
立命館アジア太平洋大学卒業後、新卒でインドに渡り日系大手人材会社に就職。現地人材を含む人材紹介事業に携わり、コロナを機に転職した後は、リモートワーク勤務も経験。これまでパレスチナ自治区やアフリカ地域を含む世界20ヵ国以上で生活しました。紛争や戦争を目の当たりにしながら、現地での交流や、異文化に触れた経験を生かして、愛荘町にて多文化共生の実現を目指します。英語はペラペラ、趣味は読書と筋トレと料理。尊敬する人はガンジーです。

▽プロジェクト名 まちをつくるCAFÉ and BOOKS 大林芽生(おおばやしめい)
地方移住:京都府→愛荘町
もともと海外が好きでしたが、中でも新興国の貧困問題に興味を持ち、初めて訪れたカンボジアで衝撃を受けました。フィールドワークを通して、彼らから幸せはお金じゃない、と人生の醍醐味を教えてもらいました。〝幸せは今ここに在るもの〟だと気づき、自分らしくありのままで生きる人たちとともに、まちの拠点を作りたいと自覚。ヒトとモノが集うまちづくりの拠点作りを実践するために愛荘町への移住を決意しました。今興味を持っていることは、まちづくりや援農、発酵文化、日本のまちづくり施設など。年間300冊以上本を読んでいます。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU