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自治体の皆さまへ

「自助」「共助」「公助」

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滋賀県愛荘町

災害対策には、自分自身や家族で備える「自助」地域で助け合う「共助」行政が行う「公助」の3つがあります。
災害が発生した時には、それぞれが役割を理解し、連携することがとても重要です。

■自助・共助・公助とは
一般的に、災害時の助けは『自助=70%、共助=20%、公助=10%』といわれています。
さらに、災害が大規模になればなるほど、行政(公助)の対応力は小さくなり、自助・共助の重要性が増大します。実際、阪神淡路大震災では家屋の倒壊による生き埋めや閉じ込めから救出された人のうち、約8割もの人が家族や近所の方々によって救出されました。
災害による被害を最小限に抑えるためには、自助・共助・公助の役割を知り、それぞれが災害対応力を高め、連携することが大切です。

■自助・共助・公助の役割を知りましょう
▽自助…個人・家族など
「自らの安全は、自らが守る」これが防災の基本です。
自分の手で自分・家族・財産を守る備えと行動を「自助」といいます。
普段から災害に関する知識を身につけ、一人ひとりが防災意識を高め、災害に備えましょう。

▽共助…隣近所・自主防災組織などの地域コミュニティ
災害時は、地域での助け合いが不可欠です。近隣の皆さんと協力して地域を守る備えと行動を「共助」といいます。
高齢者などの自力で避難ができない方の手助けをしたり、避難所運営での協力など、共助は地域を守るためにとても重要となります。
地域での自主防災組織を結成し、地域の防災力を高め、災害に備えましょう。

▽公助…行政
町をはじめ、消防・警察・国・県といった行政機関、ライフライン各社などの公共企業の応急対策活動を「公助」といいます。
災害時には、各機関とも、できるだけ早く応急対策活動を開始できるよう備えています。

■「自助」「共助」「公助」の連携の輪を広げましょう
災害対策の基本は、一人ひとりが防災意識を高め、「自助」の力を高めることです。
また、自分ひとりでは対応できなくなったときに頼りになるのが「共助」です。
そして、「公助」の手を円滑に被災者へ届けるためには、「共助」との連携が欠かせません。
災害は、いつ発生するかわかりません。いざという時に備えて地域が一体となり、みんなで「自助」「共助」「公助」の連携の輪を広げていきましょう。

問合せ:くらし安全環境課(愛知川庁舎)
【電話】0749-42-7699【FAX】0749-42-7377【E-mail】kurashi@town.aisho.lg.jp

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