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人推協だよりほっと・あい第208号

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滋賀県愛荘町

■9月は同和問題啓発強調月間
県および市町では、9月を「同和問題啓発強調月間」と定め、集中的に啓発事業を実施しています。
愛荘町では、啓発物品の配布による街頭啓発や立て看板、横断幕、のぼり旗を設置し、同和問題への取り組みを呼びかけます。この機会に同和問題についての理解を深め、差別の解消に向けてできることから始めましょう。
また、滋賀県では人権啓発イベントとして、「じんけんミニフェスタ」が開催されます。

▽第1回
日時:9月2日(土)11時から16時まで
場所:イオンモール草津セントラルコート

▽第2回
日時:9月16日(土)11時から16時まで
場所:ブランチ大津京さんかく広場

▽第3回
日時:10月28日(土)10時から15時まで
場所:びわこ文化公園わんぱく原っぱ

■同和問題の解決に向けた取組から得た財産
▽教科書の無償化
現在、小中学校の教科書は無償ですが、はじめから無償だったわけではありません。戦後も差別や貧困のため、長期欠席や不就学が多かった高知県のある同和地区で昭和36年(1961年)に起こった「教科書を無償にする運動」が、憲法第26条(義務教育は無償とする)を具現化する運動に発展して全国に広がり、昭和44年(1969年)には小中学校教科書の無償化が全学年で実現しました。

▽統一応募用紙
就職の際の応募用紙(社用紙)には、「本籍地」「家族関係」などの記入欄がありました。
しかし、就職差別につながる恐れがあるため、応募用紙を改正する動きが広まり、昭和48年(1973年)に、当時の労働省·文部省·全国高等学校長協会の協議により「全国高等学校統一応募用紙」が制定され、昭和49年(1974年)からは一般の採用選考に使うJIS規格の履歴書も改められました。

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