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自治体の皆さまへ

9月10日̃16日は自殺予防週間(4)

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滋賀県愛荘町

■住民意識調査自由回答(一部抜粋)
・このアンケートを自殺対策に生かしてほしい。
・いじめや自殺のない社会になってほしい。
・幼少期から人生のすばらしさや自尊感情、道徳心の大切さを教えるべきである。
・身近な人が変化にすぐ気づいて声をかけるのが大事である。
・精神保健医療の整備、メンタルケアの充実が必要。
・自殺対策は難しいので、長時間かけて地道に取り組んでほしい。

■中学生意識調査自由回答(一部抜粋)
・改めて考え直す機会になった。
・いじめや自殺してしまう人を支えることにつながるし、勉強にもなる。
・もっと命の大切さを知らせるべきだと思う。
・自分の今の状況が分かってよかった。自分の周りは安心できると分かった。学校っていいところだと思った。自分のやるべきことが分かった。
・嫌なことがあっても言いにくいと思うから言いやすい環境を作るといい。
・相談したいけどできない人がいると思うし、自分一人で色々なことを抱え込んでいる人などが安心して相談できる場所、サインをつくる取組はいいと思う。
・命の大切さについて考えてもつらいと感じる人がいるなら、つらいと感じる人が減る取組をしてほしい。言い出せない人や一人でいることが多い人に誰でもいいから声をかける人が増えるようになってほしい。
・「人生って何かな」と考える時があるが答えは分からない。「最高な人生の終わり方をすれば答えが分かるかもしれない」ので今生きている人には人生をしっかり歩んでその答えを見つけてほしい。

■意識調査の結果から課題となったこと
▽幸福度・自尊感情と自殺のリスクの関係
主観的な幸福度が低いほど自殺リスクが高い傾向が見られます。また、幸福度と自尊感情等にも相関関係がみられることから、自分を大切に思う気持ちを育てることが、将来的な自殺リスクを低下させることにもつながると考えられます。

▽友人関係・近所づきあいなどの希薄化
コロナ禍を経て、友人関係や近所づきあいなどが希薄化し、家族との関係にも影響を及ぼしている可能性があります。

▽必要とする人に情報や支援を届ける重要性
自殺リスクが高い人ほど適切な情報や支援が届いていない可能性が伺えます。中学生では悩みや不安を「誰にも相談しなかった」が多く、一人で抱え込んでいる状況も伺えます。また、相談相手は同居の親族(家族)、友人の順に多く、身近な人へ相談をすることが多い現状があります。身近なそれぞれが気づきや適切な相談対応方法を知っておく必要があります。
町では、これらの結果を踏まえて次期計画を策定し、誰も取り残されないまちづくりを推進してまいります。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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