ひのっこだより

13／33

町内の幼稚園や保育所・こども園、小・中学校での子どもたちの様子や特色ある取り組みの内容を紹介していきます。

◆西大路小学校学校
教育目標：学びいっぱい(知)　やさしさいっぱい(徳)　元気いっぱい(体)　～みんなの笑顔がいっぱいあふれる学校～
西大路小学校は、明治6年創立、今年で150年を迎える伝統ある学校です。児童数73名と少人数ですが、保護者や地域の方々の温かい支援の中で自分も仲間も一人ひとりを大切に「みんなの笑顔がいっぱいあふれる学校」づくりを進めています。

◇人を大切に思う心の育成
児童が主体的に取り組む委員会活動の中から生まれた、友達のよさや自分のがんばりをカードに書いて全校に紹介する「キラキラの木」の活動は、小学校にとどまらず、幼稚園にまで広がっています。
また、昨年度から行っている「10分間読書」は、図書委員会を中心としたイベントや「ファミリー読書」の取り組みとしてさらに発展しています。
どちらも、委員会の児童が毎日お昼の放送で紹介してくれています。

◇主体的に学び合う力の育成
少人数をいかしたきめ細やかな指導と、児童の主体的な学びを伸ばす取り組みを心がけています。
また、地域の方にもご協力をいただき、西大路ならではの学習(茶摘み体験や川の環境調査、日野の歴史学習など)を行い、学んだことを話し合い、まとめあげた内容を、総合的な学習の発表会「わたむき学習フェスタ」で地域の方々へ発信しています。

◇創立150周年を迎えて
今年度、創立150周年を迎えました。実行委員会を中心に、学校、保護者、地域が一体となって盛大に記念式典を挙行することができました。
150周年記念の取り組みを契機として、コミュニティスクールの活動を盛り上げていきたいと思います。

◆南比都佐小学校
学校教育目標：学習がすき(知)　友だちがすき(徳)　自分がすき(体)　南比がすき
全校児童91名。保護者の方々や地域の方々に支えられ、子どもたちは友だちとともに毎日の学習や活動を楽しんでいます。読書も大好き!本校の図書室は図書館司書の先生がいつも美しく整えてくださり、さまざまな本との出会いの場となっています。今回は、本校の読書活動についてご紹介します。

◇出会いたい本10冊
昨年度まで、本校では1人年間80冊を目標にして読書活動を進めてきました。多くの子がこの目標を達成できていることから、今年度は読書量だけでなく読書の質の向上をめざして、図書館司書の先生に各学年で出会いたい本10冊(必読図書)を選んでいただきました。図書室の入り口にまとめられていて、手に取りやすくなっています。

◇朝のお話、楽しみだな
火曜日の朝は、隔週で読み語りを行っています。今年度から新たな読書ボランティアさんが2名来てくださり、地域の方に絵本を読んでいただく機会が増えました。子どもたちは「今日はどんなお話だろう」「あ、この絵本見たことあるよ」とお話の世界に引き込まれて食い入るように絵本を見つめます。静かで楽しい朝のスタートです。

◇音読、暗唱もこつこつと
国語科の学習では、お話を劇にしたり音読発表会を開いたりして学習の成果を全校に披露しています。12月には群読集会をもち、本校が長く続けている暗唱を聞き合ったりもしています。また、家庭学習では、音読だけでなく毎月第3土・日曜日を「家庭読書の日」として、お家の方も一緒に読書を楽しんでくださっています。

問い合わせ先：学校教育課　学校教育担当
【電話】0748-52-6564