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甲良町で頑張る人を応援します!

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滋賀県甲良町

・どうして職人に
約40年前に父と母が夫婦で荒木仏壇を創業し、両親の働く背中を見る中で仏壇づくりに憧れ、彦根の仏壇屋で修業を積みました。修業先の仕事は順調で社長にも気に入られ、約20年間お世話になり「塗師」の仕事をみっちり教え込んでもらいました。

・どんな仕事
仏壇は、「木地師・宮殿師・彫刻師・塗師・金箔押師・蒔絵師・錺金具師」の7人の職人に手により作られますが、中でも「塗師」は最も重要な工程の一つで、天然の材木を利用するため、最新の注意を払いながら根気強く幾重にも塗りの工程を繰り返します。

・北落に戻られたのは
独立を考えた頃、生活スタイルの変化や信仰離れ等によって仏壇が売れなくなってしまっていて、知人に誘われて全く違う仕事をやった時期もありましたが、やはり培った職人の仕事が忘れられず、また、病気の母のことが頭に浮かび、北落へ戻り、塗師の仕事に戻ることを決断し、「Ark Paint」を立ち上げました。

・「Ark Paint」由来って
名前の「荒木:ARAKI」って意味もあるんですが、ノアの箱舟(Noah’s Ark)って意味もあって、この仕事を通じて、ノアの箱舟のように地域の人たちを幸せに出来たらいいなぁって想いも込めてるんです。

・これからの夢は
時代の流れで小さな仏壇が増える中、材料費も高騰化し、経営的には厳しいですが、立派な仏壇作りのご依頼を受けることもありますので、仕事にはやりがいを感じています。
今後は、お世話になった方々のご縁から、色んなヒントや繋がりを頂きながら、天然木の風合いを活かした名刺入れなどの木材加工品の製造も含め、より広く技術を活かせる製品作りを目指していきたいと思っています。

■荒木 拓郎さん(45歳)
Ark Paint代表
北落の犬上川の畔、令和3年に両親が営まれていた荒木仏壇へ戻り、「Ark Paint(アークペイント)」を立ち上げ、伝統産業の仏壇づくりにこだわりながら、新たな作品の創作にも挑戦されています。趣味で育てるメダカは、所せましと種類と数を増やし、近所の子ども達が楽しみにやって来るんだと目を細めていました。

■読者プレゼントコーナー
今回はArk Paint製作のティッシュ用の木箱抽選で10名の方にプレゼント!

Ark Paintが制作された、天然杉の木目を活かしたティッシュ用の木箱。杉の木の優しい自然の香りがティッシュを使うたびに部屋中に広がります。

1.応募方法
電子メールにより、件名に「広報こうら9月号プレゼント応募」を、メール本文に「アンケート回答、住所、氏名、年齢」を記入し、「【E-mail】kikaku@town.koura.lg.jp」宛にメール送信下さい。
2.アンケート
(1)9月号の紙面の感想
(2)今後、取り上げて欲しい内容
3.締切
令和5年9月15日
4.その他
当選者に9月末頃に当選メールを送信します。
個人情報は、当該企画以外に使用することはありません。

今後も、読みたいと思ってもらえる広報紙作りに努めますので、皆様のお声をどうぞお寄せ下さい!

問合先:企画監理課
【電話】38-5061

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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