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自治体の皆さまへ

『信楽中央病院』のあり方への審議会答申

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滋賀県甲賀市

公立医療機関を取り巻く経営環境は大きく変化しており、今後の持続可能性を踏まえ、あり方を見直す時期に差し掛かっています。
このほど、市立信楽中央病院に求められる役割や経営上の課題等について、甲賀市地域医療審議会(福島公明(ふくしまきみあき)会長)から答申がありました。

■≪答申の概要≫
1.求められる役割と現状
・医療機関の少ない信楽地域で総合診療、救急対応、へき地医療などを担うが、需給ギャップがあり役割の見直しが必要
・「甲賀圏域内での医療完結」を前提に信楽中央病院が担う役割を明確化し、機能集約と連携を進めることが望ましい
2.経営形態
・立地条件、公的役割、採算面などを考慮すると、現時点で民間参入は想定できず、公立としての設置が適当
・他の経営形態への変更は困難あるいは要件を満たさない
3.経営上の課題と対策
・病床利用率が特に低水準である
・市補助金を受けても経常赤字が慢性化し、国が求める黒字化には相当な経営努力を要する
・病院幹部主導のもと目標達成に向けた進捗管理の徹底を
・職員の能力向上に努めるほか、外部人材の活用も検討されたい
市および信楽中央病院は答申を厳粛に受け止め、近隣医療機関と連携のもと、当院が担うべき役割を精査します。その上で、国ガイドラインに基づく「経営強化プラン」を本年度中に策定し、その達成をめざします。
また今後の病院経営に対し、市民の皆様からご理解・ご協力が得られるよう、周知・広報に努めていきます。
審議会は傍聴可能で、会議結果や資料等は市ホームページに掲載しています。

問合せ:医療政策室(審議会事務局)
【電話】69-2171
【FAX】63-4085

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